グロリア・ディッキーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
8種の熊をおって、世界各地に赴いた著者が、
丹念に熊の関係者と接触し、読みやすく、
ユーモアに富んだ本だった。
もちろんクマに関する歴史や神話、民話、
その他の環境についてなどのさまざまな角度から
人間と熊の共生について考えさせられる。
あと何十年後かにホッキョクグマは
姿を消して動物園にしかいないかもしれない。
ツキノワグマやマレーグマの熊胆の話は、
めをそらしそうになってしまったが、
実際に今も行われていると思うと胸が痛い。
パディントンのモデルがメガネクマというのは
初めて知りました。
化学書初心者でも読みやすいクマ好きなら
最高の1冊です。
これからのクマはどう人間たちと関わっていくの