竹居信利のレビュー一覧

  • AIの作品は誰のもの? 弁理士と考えるAI×著作権

    Posted by ブクログ

     AIを使って作品(例えば小説)を書いたとき、その作品の著作権はどうなるのでしょうか?

     本書は2025年1月23日初版の図書ですので、最新(または最新に近い)情報を提供していると言えると思います。著者は、竹居信利さん、橘 祐史さんというお二人の弁理士さんです。弁理士さんは、特許や商標の出願、著作権などの知的財産権を扱う専門家です。

     1章では「知的財産権を知る」として、その種類や特許庁での手続き、著作権について解説されています。
     2章では「AIのしくみと関連技術」として、その種類やしくみ、利用のされ方が解説されています。
     そして、3章では「AI関係者が知るべきこと」として、AI生成物

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    2025年01月25日
  • AIの作品は誰のもの? 弁理士と考えるAI×著作権

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本書はAIと知的財産の関係を、「提供者」と「利用者」という二つの視点から整理した一冊です。

    利用者の立場から読むと、AI生成物の著作権や情報漏洩リスク、責任の所在、教師データの扱いなど、多くの論点が示されており、非常に考えさせられました。

    さらに、各国政府の取り組みも紹介されており、日本では内閣府・総務省・経産省・文化庁が関わることを初めて知りました。

    全体的に専門的で難解な部分もありますが、AI時代を生きるうえで基礎知識として押さえておくべき内容が詰まった必読書だと感じました。今後も定期的なアップデートが必要です。

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    2025年09月26日