遠山隆淑のレビュー一覧

  • イギリス国制論 上

    Posted by ブクログ

    『エコノミスト』紙の編集長でもあった経済学者のバジョットが当時(1850〜60年代)のイギリス帝国の国制について述べた論文集

    大体一段落に一つくらい英国人らしい皮肉が覗いたり、新聞の編集長としての職能か、文章が非常に明快だったりしたために、本格的な議院内閣制についての学術書でありながら大変読みやすかった

    本書は内閣・君主・貴族院・庶民院という四つの部分で構成され、議院内閣制という制度とはどういうもので、どういう特長があって、どういう仕組みによって維持されているのか、について当時を生きている人間らしい現実的な文章で論じる

    「イギリス国制がうまく機能している秘密は、行政権と立法権の密接な結合

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    2026年04月29日