玉井麻由子のレビュー一覧
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西洋哲学を中心に、世界中の哲学者やその主義について紹介してくれる。人生に悩める人々が哲学者に人生相談をするストーリーになっているので、全ページ会話形式かつ、漫画や図説になっており、哲学初心者でも理解しやすい本。
哲学について詳しく調べたことはなかったが、心理学や倫理学だけではなく、言語学や脳神経学はたまた量子力学などとも親和性が高いとは思っていなかった。
また、ドラマやアニメでよく頭のいい登場人物が哲学用語や哲学者の名言を用いるシーンがあるが、今までは「なんか難しいこと言ってるなー」程度で流していたのがやっと理解できた。『神はサイコロをふらない』や『イデア』など言葉の意味をちゃんと知ると、 -
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ネタバレ面白かった点
・家族的類似性
全て同じ共通点があると思いきや、それぞれが少しずつ別の共通項があることで全てに共通する点があると勘違いしてしまうこと。お姉さんとお兄さんは目が似ているが、お姉さんと弟は鼻が似ている、お兄さんと弟は眉毛が似ているのように似ている点は少しずつ異なるが、それぞれが共通して似ている点が存在するのような状態。
・幸せな人生とはなにか
適切な難易度で苦しすぎない人生を体験できるVRの世界に入り込める場合あなたはその世界に入るかという問いかけに対して、それでもやらないと断る登場人物。同様に私もどんなに綺麗に設計された幸せを感じられるVRの世界に入ったとしても、しかもVRの世界 -
Posted by ブクログ
ネタバレマンガを交えて哲学の基本的な考え方を説明してくれていてわかりやすい。
さらっと読めるので、もう一度おさらいしながら読んでみようと思う。
印象的な箇所
・アメリカを代表する哲学者にして心理学者のジェームズによれば、やる気は実際やり始めないとでないそう。何かを始めさえすれば、それに連なるようにやる気が出てきます。何事も辛いのは始めだけ。まずは最初の一歩から。
・生きるとは、自分の認識を広げていくこと。だんどん若い頃には見えなかったものが見えるようになってくる。そして最終的には「世界」のイデア、更には「己」のイデアを知るのだと思います。その時に「善のイデア」に近づけるといい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ哲学書にしては読みやすい。
山の奥の奥には象牙の塔と呼ばれる塔が物寂しくそびえ立ってる。
その塔には、歴代の哲学者が一緒になって生活していた。
社会の中でうまくいかない、つまらないと割とみんなに当てはまるような悩みを抱えている人がたまたま象牙の塔の存在を知り、「ちょっと相談してみよう」と遠路はるばる訪れ、そこに住まう哲学者に相談し、それらしい回答をもらうというもの。
「回答」と書いたがやはり哲学。
これをしなさい!と明確に答えてくれているわけではなく、哲学的視点を語られ、抽象度の高いフワッとした回答しかもらえない。
そこは、読みながら考え、自分なりに解像度を上げる必要があるなと感じ