玉井麻由子のレビュー一覧

  • 哲学者と象牙の塔

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    ネタバレ

    マンガを交えて哲学の基本的な考え方を説明してくれていてわかりやすい。
    さらっと読めるので、もう一度おさらいしながら読んでみようと思う。
    印象的な箇所
    ・アメリカを代表する哲学者にして心理学者のジェームズによれば、やる気は実際やり始めないとでないそう。何かを始めさえすれば、それに連なるようにやる気が出てきます。何事も辛いのは始めだけ。まずは最初の一歩から。
    ・生きるとは、自分の認識を広げていくこと。だんどん若い頃には見えなかったものが見えるようになってくる。そして最終的には「世界」のイデア、更には「己」のイデアを知るのだと思います。その時に「善のイデア」に近づけるといい。

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    2025年08月10日
  • 哲学者と象牙の塔

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    書店平置き。とてもわかりやすく、なんと言ってもイラストが可愛い。 厳かな雰囲気で塔に入るけど哲人たちがフランクにテーマごとに語りかけて面白かった。同じ著者、イラストレーターの続哲学用語図鑑と親和性がよい。ストーリー性を持たせてることでこの図鑑を違った角度から再利用出来た。

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    2025年06月13日
  • 哲学者と象牙の塔

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    読むほどに、知るほどに、わからなくなる。
    そうかもしれないし、そうでないのかもしれない。
    トロッコ問題は自分には決められないし、経験機械に入りたいかどうかもわからない。

    色々なことを考えるきっかけや色々な糸口を朧気ながらも考えるようになれる本だと感じる。

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    2025年04月27日
  • 哲学者と象牙の塔

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    HR長と会った時に教えてもらった本。
    悩める現代人に刺さる哲学(思想)を6つ抜粋して、分かりやすく説明してくれている。
    覚えておきたいことは2つ。
    1つ目はスピノザの形而上学的決定論(心身並行説+因果律)。
    2つ目はベンサムの功利主義(トロッコの話)。

    帯に「悩める現代人の心に灯す哲学ファンタジー」って書いてあるけど心重くなった。

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    2025年03月16日
  • 哲学者と象牙の塔

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    ネタバレ

    哲学書にしては読みやすい。

    山の奥の奥には象牙の塔と呼ばれる塔が物寂しくそびえ立ってる。

    その塔には、歴代の哲学者が一緒になって生活していた。

    社会の中でうまくいかない、つまらないと割とみんなに当てはまるような悩みを抱えている人がたまたま象牙の塔の存在を知り、「ちょっと相談してみよう」と遠路はるばる訪れ、そこに住まう哲学者に相談し、それらしい回答をもらうというもの。

    「回答」と書いたがやはり哲学。

    これをしなさい!と明確に答えてくれているわけではなく、哲学的視点を語られ、抽象度の高いフワッとした回答しかもらえない。

    そこは、読みながら考え、自分なりに解像度を上げる必要があるなと感じ

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    2025年03月13日