関なおみのレビュー一覧

  • 保健所の「コロナ戦記」 TOKYO2020‐2021

    Posted by ブクログ

    保健所所員は24時間勤務体制じゃない。
    消防署や病院の病棟は24時間体制だけど。
    そこんとこは肝に銘じないと。
    この人たちが、枕を高くして寝れる日が来るのだろうか?


    0
    2022年05月14日
  • 保健所の「コロナ戦記」 TOKYO2020‐2021

    Posted by ブクログ

    コロナ前の保健所は何をしていたのか、コロナ禍の保健所は何をしているのか、戦う相手はウイルスだけではない、など現場では何が起こっていたのかがよく分かった。今後の教訓として大変参考になると思う。
    本書は2021年9月までの出来事を記録したものなので、コロナが落ち着いたら第二弾も読みたい。

    0
    2022年05月06日
  • 時間の止まった家~「要介護」の現場から~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    チェック項目27箇所。著者が体験した俗に言う困難事例から感じたことや学んだことを教えてくれる書籍。何かのきっかけから社会のうねりから取り残された家の数々を紹介してくれる。本人だけでなくその家族など総合的な視点で考えていける一冊。事例とともに様々な問いかけをしてくれる。
    個人の価値観がその守備範囲を超えて公衆に迷惑をかけているとき、環境衛生の責任は誰にあるのか?高学歴などプライドの高い方への対応。
    地域資源の多様性の重要さ。
    認知症ケア専門士一次試験でも出題された「幻の同居人」。
    介護のプロが家族に介護を教えることができる。
    介護保険制度だけでは支援しきれない本人・家族の問題。これからの福祉職は

    0
    2011年07月12日
  • 保健所の「コロナ戦記」 TOKYO2020‐2021

    Posted by ブクログ

    あんまり関わることがなかった保健所。医師免許を持った行政の管理職、コロナ禍のど真ん中にいた人は、何に対してどう思ったのか。こういう人達がいてくれたから成り立ってたんだろうなと痛感しました。色んな人に読んでほしいですね。

    0
    2023年05月30日
  • 保健所の「コロナ戦記」 TOKYO2020‐2021

    Posted by ブクログ

    政治に、国民に振り回されながら、コロナ対応の最前に立たされ続けてきた保健所。そんな場にいた著者が、一人一人の賢明な判断の重要性や、目の前のできることをやっていくしかないと言うと、政治家の発言より重みがあるなと思ったり。理不尽な業務内容と量に、ところどころで滲み出る怒りも仕方ないよなと思う。ちょっと自身の職場環境も重ねたりしちゃって、大きい組織も小さい組織も変わらない問題ばかりだなと組織論的なことにも思考を巡らせた。
    保健所の実際はコロナ禍の記録の中でも重要な資料になっていきそう。

    0
    2023年04月03日
  • 保健所の「コロナ戦記」 TOKYO2020‐2021

    Posted by ブクログ

    公衆衛生医師として、東京都の区の保健所や都庁に勤務された(されている)著者の実体験を通した貴重な記録。コロナ禍において保健所がどのような使命でどのような対応をしていたのかがリアルによく分かる…とともに著者を始め対応にあたられた職員の方々に頭が下がる。そして、いつも日本はこのような「現場」の人たちの奮闘により支えられているのだと改めて思うとともに、現場力がありすぎるゆえの日本の弱さも垣間見られるように思う。…要はかなりの力作。ゴーストライターではなく基本的にご自身で書いていらっしゃると思われ、文章も上手い。

    0
    2022年09月03日
  • 保健所の「コロナ戦記」 TOKYO2020‐2021

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     3月に、コロナ支援業務(ホテル入所調整)に派遣されることになったため、読んでみようと思い購入。結果派遣期間が1週間に短縮されて、読み終えたのは派遣が終わった後ではあったが、コロナ業務に携わったからこそ、わかりみの深い話がたくさんあった。
     自分は発生届やHER-SYS IDを基に、LTレコードというカルテのようなものを作成する作業をしており、これのシステムが遅くてイライラしていたのだが、2年前はこのシステムがそもそもなく、FAX1台で対応していたり、システムができても不備だらけだったりと、今とは比べ物にならないくらいひどい状態であることが分かった。
     毎日日付を超えてタクシーで帰る人もたくさ

    0
    2022年03月21日
  • 保健所の「コロナ戦記」 TOKYO2020‐2021

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    保健所と東京都庁の感染症対策部門の課長としてCOVID-19(新型コロナ)への対策に立ち向かい、第一線で指揮を執り続けた公衆衛生医師による記録。

    第1波などの感染者数のボリュームがあがった時期をひとつの章とし、3月・4月・5月など月単位を節としてすすんでいきます。とはいえ、そういったまとまりには縛られない箇所は多く、その節ではじめて持ちあがった制度やHER-SYS(コロナ陽性者のデータ管理システム)などのシステムが、その後どういった経路をたどっていったか、などがある程度のまとまりとして一挙に記述されていたりします。なので、ああれもこれもと目白押しのように様々な改善や問題が押し寄せてくる中、そ

    0
    2022年02月04日
  • 保健所の「コロナ戦記」 TOKYO2020‐2021

    Posted by ブクログ

    イワケンブログから。不通に並んでいても手に取りそうなタイトルだし。このコロナ渦における保健所の過酷さは、想像するに余りあるけど、その実情が生々しく、でも絶妙な脱力加減で綴られる。本書に触れた今現在、桁違いの第6波拡大傾向の真っ最中。5波からの数か月の谷間期間、特に体制が見直されるでなく、おそらく殆ど以前のままに今回を迎えたことになるんだろうけど、本書を機に、可及的速やかに制度の改善が進むことを祈るばかり。

    0
    2022年01月20日
  • 時間の止まった家~「要介護」の現場から~

    Posted by ブクログ

    福祉の現場で働く医師が、訪問した家の様子などを写真と共に描いています。
    あっさりした印象はあるけど、現場を知らない人には「こんな家があるのか!」という発見になって良いかもしれないなー。色々な人生がそこにはあります。

    0
    2009年10月07日
  • 保健所の「コロナ戦記」 TOKYO2020‐2021

    Posted by ブクログ

    散文的ではあるが、著者の目的が書き残しておくということなので、未整理な感じもまた味かも知れない。かなりオブラートに包んだ表現だなと裏読みできる箇所も多く、リアリティがあった。リソースそのままで仕事を増やす、お役所のやり方の話でゆーと、国民の命が直接的に関わってるだけに、文科省より切実だなあと思った。

    0
    2022年08月29日
  • 保健所の「コロナ戦記」 TOKYO2020‐2021

    Posted by ブクログ

    保健所からの視点のコロナ記録。
    保健所が疲弊しきっていることは
    安易に想像できていたけど、
    実際のところを知りたかったので
    読んでよかった。
    使命感、責任感をもって働いている方。

    0
    2022年02月19日
  • 時間の止まった家~「要介護」の現場から~

    Posted by ブクログ

    全体の印象は、ご本人のユニークで開放的な性格(勝手に想像しています)のせいか、明るいけれど、内容はとても深刻で、時々涙が出てきます。

    0
    2016年02月24日