おおたわ史絵のレビュー一覧

  • プリズン・ドクター(新潮新書)

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    監獄でも医療や医者が必要なのは当然。そのため、著者のように監獄で働く医師がいるし、普通ではあまり診ることのない患者も診るし、監獄特有のルールや配慮もある。そういう珍しい世界を垣間見させてくれる一冊。また、ある種の薬物依存症の母を持つという著者の個人的体験も、また興味深い。

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    2023年02月27日
  • 女医の花道

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    大学病院、医局勤務。白衣を羽織り、院内をパタパタと駆け回ってはいるが、残念ながらドクターではない。私はしがない秘書である。

    前に勤務していた科は女医さんの割合が比較的高く、しかも美人が多かった…世の中、何物も与えられている人たちがいるのである。(もちろんそれだけ努力もされている)

    しかし、おおたわさんによると男性医師がモテまくる一方、女性医師は敬遠され、うっかりしていると負け犬街道まっしぐらとか。いやいや、それはないでしょう!とツッコミつつ。

    今は研修医でもそれなりの初任給が貰えるし、国家試験の時期もスライドしているので、当時よりはよほど改善されているように思う。
    合格率もおおたわさんの

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    2013年06月20日
  • 女医の花道

    Posted by ブクログ

    およそ医者らしくない(?!)著者の軽快な語り口が痛快。医学部在学中も、国家試験の受験でも、研修医となっても、常に勉学にいそしむことが求められているのがよく分かる。著者のおおたわさんは、すごく普通の人の感覚を持ったお医者さんなのではないかな。楽しい1冊でした。

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    2009年10月04日