【感想・ネタバレ】女医の花道のレビュー

あらすじ

■ここまで書いてダイジョーブ!?うら若き乙女たちが清雲の志を抱いて飛び込んだ「医学」の世界。しかし、そこにはおしゃれをする時間もなければデートもままならない、厳しく苛酷な現実が待っていた。男子医学生は蝶よ花よともてはやされるのに、女子医学生は誰も相手にしてくれぬ医大時代。信じがたいようなセクハラがまかりとおる研修医時代。そんな厳しくもおかしな女医の実態を、現役美人女医が軽妙に綴った痛快かつ、最後にはホロリと泣ける名エッセイ!

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Posted by ブクログ

これまで誰も書かなかったような女子医大の内情、研修医の実態、オトコばかりがちやほやされ、時代錯誤・セクハラありの医者の世界を軽妙な語り口で綴る。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

大学病院、医局勤務。白衣を羽織り、院内をパタパタと駆け回ってはいるが、残念ながらドクターではない。私はしがない秘書である。

前に勤務していた科は女医さんの割合が比較的高く、しかも美人が多かった…世の中、何物も与えられている人たちがいるのである。(もちろんそれだけ努力もされている)

しかし、おおたわさんによると男性医師がモテまくる一方、女性医師は敬遠され、うっかりしていると負け犬街道まっしぐらとか。いやいや、それはないでしょう!とツッコミつつ。

今は研修医でもそれなりの初任給が貰えるし、国家試験の時期もスライドしているので、当時よりはよほど改善されているように思う。
合格率もおおたわさんの時代は七割だけど今は九割くらい合格なんじゃないかな。

まぁ、それでも研修医時代は相当に忙しそうで友人にも何度か約束ブッチはされましたが…

歯に衣着せぬ物言いで、なかなか楽しく読めました。

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2013年06月20日

Posted by ブクログ

およそ医者らしくない(?!)著者の軽快な語り口が痛快。医学部在学中も、国家試験の受験でも、研修医となっても、常に勉学にいそしむことが求められているのがよく分かる。著者のおおたわさんは、すごく普通の人の感覚を持ったお医者さんなのではないかな。楽しい1冊でした。

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2009年10月04日

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