ニックハーカウェイのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
★5 SF、ミステリー、ハードボイルドの良いとこ取りをしたエグ味のある優秀作 #タイタン・ノワール
■あらすじ
近未来の大都市が舞台、私立探偵キャルは警察から依頼されて殺人事件を追っていた。その遺体は大柄の男で年齢は40代にしか見えない、しかし年齢は90歳を超えていたのだ。
「タイタン」と呼ばれている彼らは、富裕層が永遠の命を手に入れるために薬剤を開発した結果であり、そのひとりだった。キャルは誰が殺害したのか捜査するうち暗黒街の闇にのみ込まれていく…
■きっと読みたくなるレビュー
★5 これまたスゴイ小説を読んだ。まさにタイトルとおりの「タイタン」と「ノワール」な物語。
金持ちが不死身 -
Posted by ブクログ
ベルリンの壁を挟んだ熾烈な諜報戦での悲劇的な結果を受け、ジョージ・スマイリーは英国情報部を去った。今は妻アンとの穏やかな引退生活を送っている。そんなある日、ロンドンでソ連の暗殺者が突如として任務を放棄した。同時に、暗殺者の標的だった文芸エージェントのバーナーティもロンドンから姿を消した。情報部を指揮するコントロールは暗殺者の身柄を確保し、スマイリーを呼び戻す。スマイリーはコントロールの要請で、消えたバーナーティの行方を追いはじめた。スマイリーら情報部の懸命な調査により、バーナーティの過去が明らかになっていくが、その裏でモスクワも邪悪な手をのばしていた。やがて迎える衝撃の結末とは?
サーカスふ -
Posted by ブクログ
スパイ小説の大家、ジョン・ル・カレの息子という紹介はもうニック・ハーカウェイにはいらないと本作『タイタン・ノワール』を読んで確信した。
2015年に読んだ『エンジェル・メイカー』が大傑作だったので、本作『タイタン・ノワール』も期待していた。それにしても『エンジェル・メイカー』から大分、時間空いたな、翻訳されてないのかな、なんて思っていたらこの人、エイダン・トゥルーヘンって名義変えて『七人の暗殺者』って作品が出てた。そういうの気が付かないからやめてよ笑
本作『タイタン・ノワール』はハードボイルドSFといったタイプの作品。
探偵兼警察のコンサルタントをしているキャル・サウンダーは高級アパートメン -
Posted by ブクログ
SFハードボイルドミステリとでも言うべきか。背景にSF設定があるのだ。この物語世界は、薬物によるタイタン(巨人化)化技術により、ひとにぎりの人間だけが長寿を享受できる世界である。タイタン化すると、身体が若返り、成長が止まらないので巨大化する。この技術は、もともと不治の病や瀕死の重傷の治療のために開発された。この技術を独占する〈トンファミカスカ・カンパニー〉の血縁者やコネのあるものだけが、タイタン化しているのだ。
物語は、近未来の架空の都市が舞台。ロディ・デビットという生物学者が、彼のアパートで遺体で発見されるところから始まる。頭部への銃撃の跡があり、他殺か、自殺か、あるいは事故なのか。警