せいや(霜降り明星)のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書は、霜降り明星せいやさんが高校時代のいじめをお笑いを通して乗り越えていく半自伝小説。
文化祭の出し物でコントを演出することを通して、自分自身を救っていく物語です。
特に心に残ったのは、いじめてきた相手にやり返すのではなく、「自分で終わらせる」という選択ををしたこと。
問題があった際に、誰かを傷つけることで終わらせるのではなく、自分の人生や相手の人生を進めるために終止符をうつ、その強さに胸をうたれます。
だからこそ、こんなどん底を味わった人が、笑いを愛し、人を笑わせる側になったことに大きな意味があると思います。
どん底から這い上がった人は、強いです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ順風満帆にみえて、人間関係の悩み等持ったことなさそうな霜降り明星のせいやに、こんな壮絶な過去があったなんて。何度も皆に認めてもらおうと必死にギャグを考えるところは涙が出そうになった。思春期の子どもは残酷だ。新学期のたった一度の失敗で、カーストが決まってしまう。高校生の時、なんとなく私を取り巻いていた「あいつは雑に扱っていい」という空気感を、生々しく思い出した。ずっと、(もし今、せいやと同じように苦しんでいる学生が近くにいたら、どう力になれるだろう?)と考えながら読んでいた。いつのまにかイシカワに感情移入してしまって、ページを捲る手が止まらなかったから、1時間くらいで読み終えてしまった。
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Posted by ブクログ
ネタバレせいやのこと、大好きになった。40分くらいで読み終えたけど映画を観たあとのような気分。
いじめってほんと、単純じゃないんですよね。加害者は明らかにいじめる側なんだけど、本人にも人をいじめたくなる理由って分からないんだと思う。頭を回転させて、努力して、人を苦しめたい気持ちってどこから生まれて、どうやったら消えるんでしょうね。
せいやが学生時代にいじめられていたこと、円形脱毛症になっていたことは聞いたことがあったけど、予想以上の辛い環境で読みながら泣きそうになった。テレビでニコニコ話してる彼がこんな過去を背負っていたなんて。うれしかったのはオアシスでヤマイと話せた時。結局ヒトはヒトに支えられて生き -
Posted by ブクログ
なんでこんなに良い人が、辛い目に遭わなければならないのだろうと思った。でも、辛い経験をした人は、その分人の痛みが分かるようになり、人に優しくできるのかもしれない。そう考えると、今のせいやさんは、これまでの経験があったからこそ、さらに素敵な人になったのだなと思った。
もともと自分をいじめていた人が、途中から味方になってくれたとしても、私だったらなかなかすぐに友達にはなれないと思う。それなのに、仕返しをするのではなく、相手を許し、一緒に楽しいことへとつなげていく姿勢は、本当に強いなと感じた。
そして、黒川が禿げればいいのにと思ってしまった自分が少し恥ずかしくなった。