せいや(霜降り明星)のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレせいやの昔の体験が書かれていることは知っていたけど、ここまで生々しくて壮絶だとは思わず衝撃の一冊だった。せいやは本当に強い、だから今もここまで人を惹きつけるんだと感じた。全編通して、せいやの強さ、愛や安心を感じる瞬間、青春の眩しさ、いろいろなものに心を打たれて泣きっぱなしだった。
どんな理由があっても絶対にいじめは許されないし、いじめてる側の環境や悩みも全部無くなって、人がみんな愛に溢れた世の中だったらいいのにと心から思う、けどそんな簡単な問題じゃ無いこともわかる。
この本を読んで救われた人もたくさんいると思う。せいやよく頑張った!!! -
Posted by ブクログ
展開が気になり、1時間ほどで思わず一気読みしてしまった。
壮絶ないじめの話が赤裸々に語られているので、最初は読むのがしんどかった。
「あのせいやが」という気待ちでいっぱいで、でも彼の過去を知りたい思いもあった。
(でも後に半自伝だったと知る笑)
日記のような文章なので、面白くなるか若干不安があったが、そのシンプルさがいいのかもしれない。
最後の結末には思わず涙が出て、まさしく「人生を変えたコント」だった。
いじめに対して戦略的に立ち向かう姿や、本番に起きた想定外の出来事をチャンスにする強さは高校生と思えず、彼のバイタリティに驚かされた。
逆境に立ち向かう勇気をもらった。
-
Posted by ブクログ
本書は、霜降り明星せいやさんが高校時代のいじめをお笑いを通して乗り越えていく半自伝小説。
文化祭の出し物でコントを演出することを通して、自分自身を救っていく物語です。
特に心に残ったのは、いじめてきた相手にやり返すのではなく、「自分で終わらせる」という選択ををしたこと。
問題があった際に、誰かを傷つけることで終わらせるのではなく、自分の人生や相手の人生を進めるために終止符をうつ、その強さに胸をうたれます。
だからこそ、こんなどん底を味わった人が、笑いを愛し、人を笑わせる側になったことに大きな意味があると思います。
どん底から這い上がった人は、強いです。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ順風満帆にみえて、人間関係の悩み等持ったことなさそうな霜降り明星のせいやに、こんな壮絶な過去があったなんて。何度も皆に認めてもらおうと必死にギャグを考えるところは涙が出そうになった。思春期の子どもは残酷だ。新学期のたった一度の失敗で、カーストが決まってしまう。高校生の時、なんとなく私を取り巻いていた「あいつは雑に扱っていい」という空気感を、生々しく思い出した。ずっと、(もし今、せいやと同じように苦しんでいる学生が近くにいたら、どう力になれるだろう?)と考えながら読んでいた。いつのまにかイシカワに感情移入してしまって、ページを捲る手が止まらなかったから、1時間くらいで読み終えてしまった。
-
Posted by ブクログ
ネタバレせいやのこと、大好きになった。40分くらいで読み終えたけど映画を観たあとのような気分。
いじめってほんと、単純じゃないんですよね。加害者は明らかにいじめる側なんだけど、本人にも人をいじめたくなる理由って分からないんだと思う。頭を回転させて、努力して、人を苦しめたい気持ちってどこから生まれて、どうやったら消えるんでしょうね。
せいやが学生時代にいじめられていたこと、円形脱毛症になっていたことは聞いたことがあったけど、予想以上の辛い環境で読みながら泣きそうになった。テレビでニコニコ話してる彼がこんな過去を背負っていたなんて。うれしかったのはオアシスでヤマイと話せた時。結局ヒトはヒトに支えられて生きていけるんだよね。
人生を変えたコントは出会ったものではなく、イシカワが人生振り絞ってゼロから作ったオリジナルコントだったんだな。 -
Posted by ブクログ
なんでこんなに良い人が、辛い目に遭わなければならないのだろうと思った。でも、辛い経験をした人は、その分人の痛みが分かるようになり、人に優しくできるのかもしれない。そう考えると、今のせいやさんは、これまでの経験があったからこそ、さらに素敵な人になったのだなと思った。
もともと自分をいじめていた人が、途中から味方になってくれたとしても、私だったらなかなかすぐに友達にはなれないと思う。それなのに、仕返しをするのではなく、相手を許し、一緒に楽しいことへとつなげていく姿勢は、本当に強いなと感じた。
そして、黒川が禿げればいいのにと思ってしまった自分が少し恥ずかしくなった。