せいや(霜降り明星)のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
霜降り明星はM-1ぐらいから知ったのか?
ネタも面白くて好き。
粗品はいろいろあるけど、なんだかんだ好き。
せいやがこんなに辛い過去を持っているのは知らなかった。
「人生を変えたコント」というタイトルから、お笑い芸人を目指すきっかけになったものが紹介されているのかと思ってた。
全然違うかった。
オカンに打ち明けるのはかなりキツかったやろな…
自分も隠したくなると思う。
それを笑いで打ち負かそうとする、せいやかっこいい!
さらに応援したくなった。
どん底を経験した人の方が強くなる。
生きてる意味なんてない。産まれた時点で役目は果たしている。今生きているのはボーナスみたいなもん。
もうちょっと -
Posted by ブクログ
ネタバレこんなに号泣すると思わなかった。
テレビに出てるときの明るい姿を知っているからこそ、こんなに苦しい過去があったんだと思うと、この先の芸人人生はずっと幸せであってほしいと思った。
壮絶ないじめから逃げず、才能と努力で跳ね除ける姿が最高に格好良くて尊敬でしかない。
家族に心配をかけないように家では気丈に振る舞う姿は、読んでいて本当に苦しい気持ちになった。
手を差し伸べてくれる友達やずっと味方でいてくれる家族の存在に、胸がいっぱいになって気づいたらボロボロ泣いてた。
自分も見てみぬふりをするのではなく、手を差し伸べられる人でいたいなと思った。
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Posted by ブクログ
ネタバレいじめはなくならない
だっていい年した大人だっていじめをしてるから
職場でのハラスメントトレーニングは、暴力を振るってはいけませんバカとか死ねとか言ってはいけませんというレベルで今でもやっている
小中高生にはさらに丁寧に具体的に教えているのだろうか?
せいやの類まれなお笑いセンスと人柄の素晴らしさと、あとお笑いへの感度・受容度が高い大阪の土地柄の、どれか一つでも欠けていたら、涙と鼻水でこんなにも読み進められない1冊は生まれなかった
この本が多くの子どもに読まれることを願う
でもこの本を読んだ子どもに大人は言ってあげて欲しい
「せいやはハゲ散らかしても学校行き続けてずっと闘っとったけど、あ -
Posted by ブクログ
ネタバレとても読みやすい。
小中学校で明るく過ごしてきたのに、高校でかなり辛いいじめにあってしまう。
なぜ、こんな良い子がいじめにあってしまうのか。これは運だと思った。
本の中に書かれていたが、確かに誰にでも可能性はある。そんな中、お笑い好きのせいやはいじめをイジリと捉え、いじめと認めなかった。認めてしまったらそれこそ立ち直れなくなってしまいそうだったから。
強烈ないじめにもツッコミをして返し、他から見たら確かに仲間同士でふざけているとも思える絶妙なライン。先生も気付きにくい。
ストレスで円形脱毛症になってしまっても、家族を悲しませたくないため、認めない。
三者面談になっても、先生には悪いけど認めな -
Posted by ブクログ
読みやすいし表現力が素晴らしいです
せいやさんの過去にこんなつらいいじめがあったとは知りませんでした
高校1年の新学期のこと・・・〜まるで鍛冶の刀づくりのように、熱を加えればどんな形にでもなってしまう未完成の空気だ〜
表現力も流石です
中学までは人気者だった自分が高校のクラスでは意味もなくいじられる標的にされた、なぜ?
家族には絶対に知られたくない、心配させたくない
先生にチクったと思われたくないから本当の事は言わない
自分の力で打破しようとするけど体は悲鳴をあげていて、脱毛症レベルⅢの診断
お風呂場でお母さんに薬を塗ってもらいながら2人で泣いた
ここでせいやさんが泣けて良かった
自分の -
Posted by ブクログ
最初はコントの本だと思っていて、何も知らずに読み始めました。
でも読み進めるうちに、思っていたよりずっと深いテーマが描かれていて驚きました。
私は、いじめられていない今の環境に感謝できるくらいには、標的にされることが多くありました。
当時は、よくわからないまま、でも納得できる理由が欲しくて、苦しさの原因を自分の中に探しました。
今は、「いじめはいじめる側が悪い」とはっきり思います。
でも大人になってから、「いじめる側もまた、どこかで傷つけられていることが多い」と気づくようにもなりました。
このことをもっと早く知っていたら、
「あ、この人も何か苦しいんだな、でもそれを私にぶつけるしかな