黒川公晴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
必ずしも目新しいことが書かれているわけではないと感じたが、リーダーとして組織をまとめ組織のメンバー含めて成長させるためのヒントがこれでもか というくらい掲載されており、これを実践するのは大変だろうと言うのが第一印象だ。
まず内容的には、システム思考と行動科学という発想のもと、ビジネスのフレームワークを使う順番や相互の関係性、どういう時に使うと良いのかを整理して述べ、現代のビジネスリーダーに必要な「思考習慣」や「組織が変化に適応する」方法などを説いている。
「適応」がキーワードの一つとなっているが、適応型リーダーシップを習得するための3つの視点、10のテーマ、18の思考習慣「適応型リーダーシップ」が紹介されている。それを一言で言い換えれば、「どのような状況においても大きな方向性を示しながら味方を巻き込み、次々と現れる問題を柔軟に解決して成果を導く」リーダーシップのあり方とある。
この本は、一度読むだけでは実践出来ないだろう。
組織としての成長や戦略を練るためには、傍で開いて確認しながら自分たちの組織にあった対応をしていくのが良いだろう。
ただ一定のレベルに達している組織でないと、順応が難しいようにも思う。例えば、隙あらば怠けようと考えているチーム員とそれを何とも感じないリーダーの元では、猫に小判だ。 -
Posted by ブクログ
一般的な内容が詰め込まれている印象の一冊でした。でも、その分、読んでいて響かない感じがしました。全11章あり、1つ1つの章が独立しているのでどこから読んでも大丈夫です。
で、この書籍は、著者の黒川氏が実施しているリーダーシップ開発プログラム『Managing Complexity』のワークショップの内容をそのままテキストにしたものです。これは完全に賛否あると思うのですが、ワークショップで行うミニワークみたいなものも書籍に載っていて、実践しながら読み進めていく形です。ただ、僕はこういう系の書籍で実際に自分で鉛筆を握って考えながら本を読んだことってないんですよね・・・。
たとえば満足度がめちゃくちゃ高い伝説のワークショップという触れ書きだったとしても、ワークショップを書籍にすることを目的とした物の場合には、読み物として設計されていないので、書籍としての満足度って低いんじゃないかな〜と思っています。読み物には読み物の強さがあるじゃないですか?言葉の強さ、ディテールの書き方のこだわりなど。そういう読み物の強さが不足しがちなんじゃないでしょうか?
もちろんこれはわたし自身の読み手の立場としての学ぼうとする意欲の低さ(受動的な態度)にも原因があるのは分かりますが、お金を払って購入しているので、本書への期待値は高いのです。ミネルバ式というパワーワードがタイトルにあるとさらに期待値は爆上がりします。そう考えると、物足りなさは禁じ得ませんでした。