朴沙羅のレビュー一覧

  • ヘルシンキ 生活の練習はつづく

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    - ロボットの表情から感情を読み取る練習(どんな顔か描写したり、どんな時の顔かを言う子もいる)
    -断固とした態度をとるのに怒りはいらない
    - 民族的不均衡:移民の子はその社会で普通とされるふるまいを知らないため特別支援が必要と思われがち
    - 人間が育つために余裕のある大人たちが手間ひまかけてもいいこと
    -作文:絵を見て描かれていることを描写、新聞記事を箇条書き、広告、メッセージの続き、
    - セルフアセスメント
    - 「要望をつたえることはいいこと」という前提。言わなければわからない

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    2025年07月30日
  • ヘルシンキ 生活の練習

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    ネタバレ

    『どこでどんなふうに生きていようと、困った、しんどい、助けて、と素直に言えばいい』

    ―――身にしみることがたくさんありました。
    私しては珍しく、本から抜粋をしようと思います。
    大事だと思う部分、落とし込みたい部分、意識を変えたい部分など、本の文章丸々同じではないけれど、そのエッセンスを身につけたいと思っています。後ろからさかのぼって記入します。

    『たくさん友達を作って、粘り強く、できる範囲で、みんなで力を合わせる』

    『運動はみんなでやるものだ』

    『多様な幸福を緩やかにサポートする仕組み』

    『幼いうちに強制されて、これ嫌だと思うのは悲しいこと』

    『自分の被害すら認識出来ないやつに、加

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    2025年01月13日
  • ヘルシンキ 生活の練習はつづく

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    数年前出た『ヘルシンキ 生活の練習』の続編。前作はフィンランドと日本の差を描くことで多様性を扱った社会学エッセイであり、自分的にも時代的にもビットが立ったバッチリなタイミングで読めて深く刺さった。本作もヘルシンキ在住でワンオペ育児中の著者がエッセイ形式で綴る構成は前作と一緒でありつつ、戦争やデモ、特別支援学級など扱うテーマがより深く、より強く社会学の要素が出てきており、難解なテーマゆえ章ごとにいろいろ考えさせられた。というか読んだ人と語りたくなる作品でした。



    デモの章。プレイヤーたちのデモやストライキは国や組織にとって非常に重要であるということが丁寧に書かれており、目から鱗。著書同様自

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    2024年10月19日
  • ヘルシンキ 生活の練習はつづく

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    子供とのやりとりのくだりは、ブレイディみかこの著作とテイストが重なる。ただ基本的なノリは、この著者の方が生真面目で誠実。関西人らしい混ぜ返しもつぶやくように生真面目に繰り出してくるところが面白くて魅力的。あなたが無意識に手にしているのは人権でなく特権です、という指摘にはハッとさせられた。

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    2024年09月29日
  • ヘルシンキ 生活の練習はつづく

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    自分で感情を整理する技術。ネガティブな感情を見ないことにしない。

    権力関係を温存したまま、温情によって何かを引き上げるのではなく、単にそのような権力を(少なくとも建前の上では)放棄すること=多様性を認めるということ

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    2024年09月18日
  • ヘルシンキ 生活の練習

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    異国の地、言語の壁、北欧フィンランド・ヘルシンキで移住生活することになった著者・朴沙羅が子供の教育を通して日常を体感する。それは人権のあり方や社会の責務、日本とは異なる観念が自身の出自や国籍というカテゴリに振り戻されていく。グローバルとは、そんな境界を取り払った自由さ、もしくは曖昧さにあるのではないか。私たちはどうか。この島国の民族主義が扇動するような家庭や教育の偏った思想にとらわれない先に多様性や民主制が垣間見えてくる。そうだ、まだ平等や人権の尊重のスタートラインに立っていない。"○○感" と喧伝する為政者の言葉はあまりに空虚であろう。

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    2024年09月12日
  • ヘルシンキ 生活の練習

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    何かと日本で持ち上げられがちなフィンランドについて、社会学者の著者がフラットに記述した本。

    フィンランド最高、と言う本ではないと著者も書いていたと思うが、やはり教育周りは日本より寛容でありつつ、移民へのサポートがしっかりしているのかなと言う印象。

    筆者の子供に合わせて、保育園の遊びを変えてくれたりとかかなり柔軟そう。

    学校では低学年から4ヶ国語勉強する(現地の人がそうなので、筆者の子供はプラス日本語で5カ国語?)力を入れる部分がそもそも違うなぁと思った。

    保育園では「好奇心が強い」「共感力がある」ということがスキル(練習して伸ばせること)とみなされているそう。
    あるに越したことはないが

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    2025年05月15日
  • ヘルシンキ 生活の練習

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    フィンランドという国は、理想郷でも、オシャレな国でもない。良いところも悪いところもある。でも、子育てしやすい。
    性格ではなく、練習中のスキルという概念。
    困ってたら言ってくれなきゃ。

    幸福度とは。

    迷惑をかけるとは。

    人に興味がない?

    色々、かんがえさせられた。資質能力、性格という概念がないと、自己責任は生まれず、期待もせず、人にあまりイライラしないものなのか。なんだか、クスリと笑える場面からポーンと社会問題に連れて行かれ、ヒントが沢山ちりばめられていて、それを拾うのに必死になる本だった。
    生活の練習。反射板大事。

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    2025年04月23日
  • ヘルシンキ 生活の練習

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    ネタバレ

    どこの国にもそりゃ一長一短があるよね、幸福度ランキング上位の北欧だって、良いことばっかりなわけない、という自分の持論を再確認した作品だった。
    フィンランドは日本とかなり違う社会システムだし、子どもに対する考え方も違う事を知って勉強になった。
    そして最近、私は在日コリアンのバックグラウンドを持っておられる方が書いた本や、彼らをテーマにした本を読む機会が続いている。今まで、彼らと深く関わった経験がなく、知識もあまりなかったが、読書を通して彼らの人生や、生きづらさみたいなものに思いを馳せる時間もとても大事な事だと思う。

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    2025年02月27日
  • ヘルシンキ 生活の練習

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    正直あまりピンと来なかった。フィンランドでの子育てで筆者が感銘を受けた事柄に関する記述が多く、「隣の芝生は青くみえてしまうが、実態はそうでもない。そこでの現実があるだけ」というメッセージと乖離を感じてしまい、結局幻想を強くさせるだけなんじゃないかなと感じた。考え方として参考になる部分はあったが、本のテーマや主張としては腹落ちできなかった。

    ただそれを差し引いても、全体がそうではないかもしれないがフィンランドの子供の教育の方針に感心したところはあった。

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    2025年03月01日
  • ヘルシンキ 生活の練習

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    幸福度世界一と言われるフィンランド。
    生活の基本は重ね着、他人を気にしていないが頼られれば助けるというところが印象的。
    著者の幼い子供たちの順応性と朗らかさにも感心する。
    著者の家族の生い立ちも独特、フィンランド周辺の歴史も興味深い。

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    2024年09月29日
  • ヘルシンキ 生活の練習

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    本屋で表紙から興味を持って

    日本で生きてきた著者が、フィンランドで子育てする中でで出会った体験
     スキルは死ぬまで習得できる
     母である前に人間である

    物事を違う面から捉えられそう。
    対処スキルに生かせそう。

    フィンランドでは、それが個人スキルでなく、それが社会で生かされる、社会の前提、ルールとなっている→だから移民である著者がそれを教えてもらえた、享受できた。
    というのが素晴らしいし、羨ましい。
    そこは、もっと日本人の捉え方が、変わればよいのになぁ。

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    2024年07月14日