令和ロマン・髙比良くるまのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・同じ系統の漫才が進めば「構造が透けてしまう」
・「あるある」と「ないない」のバランス。
・ネットの笑いは「あるある」なので芸人と相容れない。
・ウエストランド井口が「ないない」から「あるある」の入り口に。
・全体としてのお笑い芸人のアイドル化。
・「ハッピー感」「愛され力」「パワー」が必要。
・競技化、スポーツ化されたまえの「寄席の漫才」を分析することがヒントでは?
・正しい、正しい、が積み上がると心のなかで湧き上がる破壊衝動。
・寄席で大事なのは「ネタのクオリティ」よりも「客席とのマッチ度」
・喋っていい時間なんだと明確にする。
・「理解」と「発声」という寄席の2大要素。
・賞レースは「発声」に前向きなので、「理解」にリソースを振れる。
・標準語の良さはボケが際立つことにある。
会話としてのスピードは出せなくても、ボケ一発のパワーがある。
・急にボケるボケと、それに相反して反応する相方。標準語だとこれが威力強い。
・スピードの大阪、パワーの東京。
・関西は漫才の型があるからつかみが蛇足。
・関西は漫才リテラシーが高いのでフィクションが高くできる。
→一方で関西はクローズどな世界観の笑い。
・南のお笑いは宴会文化。
ボケがボケとして存在。
天竺鼠、とろサーモン、スリムクラブ、博多華丸・大吉
・北お笑いは、ボケとツッコミが独立して、2人の世界。
同級生感。
サンドイッチマン、タカアンドトシ、トム・ブラウン
・時代の流れは北お笑い。
・2人の会話の盗み聞き。北お笑い的。
・お笑いを楽しむには、お笑いだけ見るしかない。
・身内ネタに入るのは可能だが、自分たちが住んでいる開いた世界の知らない「あるある」には「知らないな」って思っちゃう。
・一緒に覗いているような気持ちにさせてくれるもの。
・ボケ主導でボケが客席に向き合う「東」
ツッコミ主導でコンビが互いに向き合う「西」
ボケ主導でツッコミが客席に向き合う「南」
ボケ主導でコンビが互いに向き合う「北」
・コロナ禍のネットフリックスで、英語吹き替えのない作品を英語字幕で見る習慣がついた。
・アボットアンドコステロ。
・アメリカではマジョリティーがマイノリティーを笑う形式が発達してしまい、差別的なジョークを控えてクリーンなネタをやろうという流れになっている。
・「ルールから逃げる脚力」が必要な漫才。
「ルールに抑え込む腕力」が必要なコント。
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Posted by ブクログ
さすがM-1二連覇と思うような内容だった。M-1では何本がネタを考えていき、前後の人達の漫才の系統や会場の雰囲気を見て、自分たちが優勝するためではなく、M-1という大会を盛り上げるためにネタを決めているのは極度の変態だなと思った。さらに漫才の種類を解説してくれていてた。
①しゃべくり漫才(オズワルド、エバースなど)
②漫才コント(真空ジェシカ、サンドウィッチマンなど)
③システム系漫才(ジャルジャル、たくろうなど)
粗品とも話していたように、彼は将来のお笑い界を引っ張っていく存在になると思った。そして、M-1の審査員をする日も遠くないと思う。(オンラインカジノが痛手だが) -
Posted by ブクログ
ネタバレプロローグでそうゆう感じなんだ〜っていうのが分かると見方ガラッと変わるなあ
地頭が本当にいい人なのね…
粗品「 そいつらはテレビ降りた人間やん」
すげえこと言ってるがいいのか?
粗品との対談が理解が追いつかなすぎた
粗品を理解するスピードの速さとそれを言語化するスピードの速さ
粗品は化け物なのだろうがあんまり見てないから粗品のすごさはあんまり分かってないけど、どこにも依らずに全部本気でやるとか、私何もできないのに
芸能人だから考え晒してくれるだけで、いっぱんじんでもこんな頭のいい人が私が知らないだけでいっぱいいるのかと思うと、転職こわ〜〜い
「自己を蓄積してないからこそ「あのときのあの人」があって「今このときの味」があるっていう風に瞬間瞬間を切り取られた方がいいと思うんですよね。その瞬間瞬間に自分が帰属してるので。」
どうゆう意味?????
THEMANZAIの2023年の霜降り明星のネタ見たら粗品のすごいってとこちょっと分かった! -
Posted by ブクログ
タイトルどおり本当に過剰考察というか、ここまで考えて分析できるのが凄いなと思った。
粗品との対談も良かった。
くるまさんはM-1とか漫才にどっぷり集中してるから完成度が凄いのかな。
M-1優勝ではなく、M-1をより良くするにはという先の視点でとりくんでいたり、2連覇の方が盛り上がるから優勝を狙ったり、本当に粗品の言う通り「お笑いの悪魔に魂売ってる」感じだわ
本の1番最初「これまで」の書き方、自身の言語化も特に好き。
このままゆるい不幸せがダラっと続いて死んでいくのかと思った、とか
そんな学生時代から、漫才をここまで追究できるのはすごいなぁと。 -
Posted by ブクログ
M-1グランプリ(中でも再開された2015年大会から2023年大会まで)と寄席(吉本興業の常設ライブ)についての考察、霜降り明星・粗品との対談の三本柱でまとめられた一冊。漫才についての過剰な考察はM-1グランプリについて当たり前に理解していないとその面白さが伝わりにくい。霜降り明星・粗品との対談は面白いが、M-1チャンピオン同士が考察でしのぎを削るわけではなく、結局粗品もくるまの意見が聞きたいのだなと感じてしまった。しかし寄席の章、芸人が客前に立って笑いをとる時に何を気にして考えているか、考察するようで実に分かりやすくまとめられており、大変興味深く勉強になった。
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Posted by ブクログ
M-1王者令和ロマンの高比良くるまの漫才に対する考えをまとめた一冊。
それにしても過剰と表題しているだけあってか、普段から漫才に対して分析と考察をよくしているなあと感じ、あまり漫才のわからない自分にとっては、「こんなに考えないと漫才って出来ないのか」と思わされるほどであったと同時に、よく他の芸人の漫才を覚えていて、やはり研究熱心さが垣間見れた。
しかしある意味ついていけないと感じたのは、才能と、そこまで漫才を知り尽くしていないからなのだろうか。
M-1の出演者のネタで、自身の出すネタを変えるなど、まさに芸人に対する考えを改めざるを得ない。しかもあくまで場が盛り上がることを優先する考えとは脱帽である。