藤川芳朗のレビュー一覧 魂を漁る女 レオポルト・フォン・ザッハー=マゾッホ / 藤川芳朗 小説 / 海外文学 4.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ なんなんでしょうか、相当おもしろいです。「毛皮を着たヴィーナス」はマゾヒズムの世界ですが、これはそこまでマゾ的な描写はないです。神秘主義にとりつかれたドラゴミラが恐ろしすぎる。今まで読んだ小説のなかで一番おもしろいかもしれない。 0 2009年10月04日 氷上旅日記[新装版]:ミュンヘン―パリを歩いて ヴェルナー・ヘルツォーク / 藤川芳朗 小説 / 海外文学 4.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ ネタバレ 尊敬する映画史家が倒れたことを知った映画監督は初冬のミュンヘンからパリまで760kmを21日間かけて歩いて見舞いに行ったのだった。出発したのは11月23日。吹雪や霰の降る野山、寂れた町や農村を通り時折夢想しながらひたすらに禅のように無心に歩いた手記。 0 2025年01月14日 魂を漁る女 レオポルト・フォン・ザッハー=マゾッホ / 藤川芳朗 小説 / 海外文学 4.5 (2) カート 試し読み Posted by ブクログ 優れた小説とは必ずエンタティメント性を兼ね備えているものだと言うが、19世紀末の市民的理性と神秘主義の対立という図式を描きながらもページをめくる手が止まらないほど面白いこの小説もまた紛れもない傑作。 氷の美女・ドラゴミラの名は文学史上綺羅星の如く輝く名ヒロインたちと並び序列されるべき。 0 2009年10月04日 聖母 レオポルト・フォン・ザッハー=マゾッホ / 藤川芳朗 小説 / 海外文学 3.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 私に跪き罪を贖うがよい。背信に容赦ない制裁を下す美しい女教祖。歪んだ愛は狂気と化す。美しい女性教祖をめぐる歪んだ愛と狂気の物語。 0 2012年04月29日 <<<1・・・・・・・・・>>>