斉藤仁のレビュー一覧

  • 会社はどうあるべきか。人はどう生きるべきか。――評伝 伊那食品工業株式会社 塚越寛――

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    【目次】
    プロローグ 【 悲運 】~貧困と闘病の中で~
    第1章 【苦難と希望】~どん底からの出発(たびだち)~
    第2章 【挑戦】~社員のしあわせの実現を目指して~
    第3章 【飛躍】~責任と夢と覚悟と情熱~
    第4章 【信念】~つながり広がるしあわせのカタチ~
    第5章 【未来】~すべては人々のしあわせのために~
    エピローグ 【永遠】~いつまでも「まず社員のしあわせ」を考える会社であってほしい~

    【感想】
     先に読んだ『末広がりのいい会社をつくる 人も社会も幸せになる年輪経営』は伊那食品工業の塚越最高顧問が経営者向けに執筆されたものであったが、本書は、第三者の方がインタビューを基に評伝としてまとめ

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    2025年05月22日
  • 会社はどうあるべきか。人はどう生きるべきか。――評伝 伊那食品工業株式会社 塚越寛――

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    幼少期の苦労された経験が、困った人に寄り添える、本質的な優しさを持つ経営者として、唯一無二の会社を創りあげたということ。
    会社はどうあるべきか、また会社に対してどんな働きができているのか。自分自身を見つめ直す良いきっかけをもらえた。

    人として、どうありたいのか。
    どんな人生にしたいのか。
    そのためには1日1日をどう過ごすのか。
    周りの人に対してどんな振る舞いができるのか。

    毎日の中で考えながら人間力を高めていきたい。

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    2024年11月10日
  • 会社はどうあるべきか。人はどう生きるべきか。――評伝 伊那食品工業株式会社 塚越寛――

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    『評伝 塚越寛』 斉藤 仁 著

     2009年にNHK番組に登場して、「こんな凄い人がいるのか」と心酔。以来、著作はすべて読み、(本書のエピローグにある福島から来たご婦人同様)本社まで車を飛ばすほど私淑している塚越寛氏。これまでの著書で概要は知っていましたが、本書は「私の履歴書」的で一連の流れを整理することができました。

     2009年の放映当時、塚越社長の伊那食品工業は、「寒天」の単一商品のみ(長野では「かんてんぱぱ」で有名)。「社員の幸せ」を第一に考えてリストラはせず、年功序列の報酬体系で毎年2%の定昇しながらも、43期連続増収増益。「いい会社をつくりましょう」を合言葉に『日本でいちばん大

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    2024年11月09日
  • 会社はどうあるべきか。人はどう生きるべきか。――評伝 伊那食品工業株式会社 塚越寛――

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    ネタバレ

    海外を視察して、東京のビルではなく、森を社屋にするように考えた。
    社員の幸せを求めて、社会貢献をする。

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    2024年12月23日
  • 会社はどうあるべきか。人はどう生きるべきか。――評伝 伊那食品工業株式会社 塚越寛――

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    ネタバレ

    優しいは人偏に憂うと書く。つまり人への思いやりがあること。優秀とは、人への思いやりが秀でているっこと。
    『リストラなしの「年輪経営」』

    目的と手段を間違えない。社員の幸せが目的。手段は利益を出すこと。
    世の中をよくすることが目的。法律を守るのは手段。
    会社の永続が目的、利益は手段。
    金儲け以外のものが目的。
    人件費は経費ではない。目的そのもの。人件費を上げれば目的に近づく。

    賃金は年功制。表彰制度もない。みんなでしあわせになる。個人の成功は一人の力ではない。
    朝の掃除。何割かは諸事情で参加していないが、お互い様だから誰も文句は言わない。掃除の効用、大切さを1年間語り続けた。休日も日課のよう

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    2025年01月21日