長谷川晶一のレビュー一覧
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長谷川さん4冊目。
知っている選手がもはや歴史的人物のスタルヒンしかいない…。だというのに面白く読めるのは、出来事のとんでもなさと筆力なんだろう。Posted by ブクログ -
私は赤べこに乗って31歳で東京に来たため、メディアなどで見聞きしているうちに東京に来たら必ず行ってみたいと思っていた場所が幾つかあった。その1つが本書の舞台、中野ブロードウェイである。
東京に来てすぐ、中野ブロードウェイを訪れ、それから中野自体の街並み(特に優れた飲食店の多さ)も気に入って、比較的...続きを読むPosted by ブクログ -
昭和末期~平成初期にかけて自分もプロ野球関係者の書いた本を何冊も読んでたけど、この本で紹介されていなかったものも、概ね暴露と悪口と下ネタにまみれていました。
今なら訴えられたりネット炎上当たり前な内容のオンパレード。
あの時代のある種の杜撰さが露呈しまくりなのが、「プロ野球バカ本」なんだなーと思いま...続きを読むPosted by ブクログ -
ノンフィクションライターの著者がファンであるヤクルトスワローズが17年の96敗という歴史的大敗からリーグ2位という躍進と遂げる18年シーズンについて文春オンラインで掲載されたコラムや選手、コーチの関係者インタビューを書いた著者のヤクルト愛に溢れた一冊。
交流戦の勝率1位や二位通過でのCS出場など前...続きを読むPosted by ブクログ -
歴史的大敗96敗からの再起、2018年の大逆襲が一冊にまとまった本。
ロングインタビューはもちろんのこと、真夏の太陽のような投手と例えた由則のコラムが一番刺さりました。由則愛炸裂です。
新しい夏に期待!!!Posted by ブクログ -
1950年代のプロ野球パリーグに3年間だけ存在した高橋ユニオンズについて書かれたノンフィクション。
球団の成り立ちから解散までいろいろな思惑に振り回されたことがよくわかる内容だった。Posted by ブクログ -
神奈川県立厚木高校という県下有数の進学校、しかも公立の高校生が未経験から強豪のチアダンス部に入り、2年間で全米制覇に至るまでの軌跡を描いたノンフィクション。
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「頑張れば夢は叶うんだよ♪」
23名の少女が「二年間」という限られた時間、全力で、決して休むことなく手を...続きを読むPosted by ブクログ -
東京ヤクルトスワローズの投手で今季現役最年長選手となる石川雅規投手の2021年と2022年の自身の選手生活を本人のインタビューも交えながら振り返った一冊。
チームが2年連続のリーグ連覇を果たした中、150キロ代の速球中心となった球界において小さい体で130キロ代のボールを巧みに操り打者を翻弄するピ...続きを読むPosted by ブクログ -
こんなに遅い真っ直ぐで魅せる人はいない。
こんなに謙虚で真っ直ぐ生きる人はいない。
球界最年長投手が日々もがきつつ、日々闘い続けた2年間に密着――。
41歳となり42歳になった石川雅規投手の2年間に密着したドキュメント。2021年から2022年。もがき、あがいて、挑み続けて、東京ヤクルトスワローズの...続きを読むPosted by ブクログ -
中野ブロードウェイにこんな歴史があったとはつゆ知らず。25年ほど前に中野が”最寄駅”になった時に初めて足を踏み入れ、今も中央線沿線住民として時々訪れているものの、ここまでいろいろな逸話や課題があるとは。。年々、まんだらけが繁殖したことや、最近は時計屋さんの進出が目立つことは肌感としてわかるが、上層階...続きを読むPosted by ブクログ
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長谷川さんと岩本さんの名前だけで読み始めたものの、気づくとのめり込んでいた。完全にすっきりするものではないけれど、間違いなく面白い。
ただ、本筋と関係のない脱線は確かに多かったかなぁ。Posted by ブクログ -
「空手バカ一代」のことをずっと「空手家のバカな一代記」だと思っていましたが、正解は「空手バカの一代記」でした。でも本書は「野球バカの本」ではなく、「野球のバカ本」なのであります。本屋さんで一定のスペースを取り続ける野球本、選手や監督の栄枯盛衰と共に次々と生まれ、どんどん消えていく野球をテーマにした本...続きを読むPosted by ブクログ