長谷川晶一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中野ブロードウェイと言えば、漫画やフィギュアなどを売っている「まんだらけ」がある所で有名だ。
しかし、中野ブロードウェイの歴史をたどると、オタクの聖地とは全く違う姿があった。
1966年に誕生した。商業地でもあるが、住宅地の顔もあった。まさか人が住んでいるとは思いもしなかったので驚いた。
最高級マンションとして売りに出されて、当時のキャッチコピーは「東洋一のビルディング」だった。
地下2階と3階は機械室、地下1階から4階までが商業施設、5階から10階が居住スペースで、およそ200世帯以上の住民が生活している。
かつて東京都知事、参議院議員を務め、 -
Posted by ブクログ
私は赤べこに乗って31歳で東京に来たため、メディアなどで見聞きしているうちに東京に来たら必ず行ってみたいと思っていた場所が幾つかあった。その1つが本書の舞台、中野ブロードウェイである。
東京に来てすぐ、中野ブロードウェイを訪れ、それから中野自体の街並み(特に優れた飲食店の多さ)も気に入って、比較的頻繁に通っていた。が、唯一無二のユニークさを誇る中野ブロードウェイがどのような歴史を持つものなのかは全く知らなかったため、本書で語られる建設当時から今に至る歴史が面白すぎた。
商業施設と分譲マンションを融合させた建物のコンセプト(なにせ知らなかったが屋上にはプールまである!)は完全に森ビルなど現代 -
Posted by ブクログ
昭和末期~平成初期にかけて自分もプロ野球関係者の書いた本を何冊も読んでたけど、この本で紹介されていなかったものも、概ね暴露と悪口と下ネタにまみれていました。
今なら訴えられたりネット炎上当たり前な内容のオンパレード。
あの時代のある種の杜撰さが露呈しまくりなのが、「プロ野球バカ本」なんだなーと思いました(同時代のゴルファー本なんかもそうですね)。
それをこうやってまとめてつまみ食いできるのが楽しく、著者の長谷川さんのちょいちょい入るツッコミも心地よかったです。
それにしてもこんなの平成前期で終わってるんだろうと思いきや、最近も細々と趣向を変えた『バカ本』が出続けていることにビックリ。
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