長谷川晶一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
伊藤智仁。ゴジラ松井と同じ年にヤクルトへ入団。ルーキーイヤーでは実働2ヶ月半だが、三振を奪いまくる高速スライダーと防御率0点台が評価されて新人王。その年、1試合奪三振の日本記録を達成しながらサヨナラホームランを打たれたことは、結果的に「悲運のエース」としての彼を象徴するシーンだ。
華々しい1年目だったが、その後はケガに苦しみ、短い現役生活のほとんどが手術とリハビリの繰り返しだった。しかし、本書の彼の発言には悲壮感や後悔は感じられない。あまりに柔軟で故障しやすい肩関節や新人時代に過酷な登板数を強いられたことも、そして「悲運のエース」と呼ばれたこともプロ野球で注目を浴びることができたと、前向きに -
Posted by ブクログ
ネタバレプロ野球選手は、現役を終えた後どこへ行くのか。
本書はその問いに、14人の元選手への取材で答えようとするノンフィクション。
登場する選手たちの多くは、いわゆるスター選手ではない。
プロの世界で働きながらも、思い描いたキャリアを歩めたとは言えない者が多い。
引退後は「元プロ野球選手」という肩書きを重荷に感じる場面もあったという。
だが、新しい仕事と真剣に向き合う中で、やがてその過去を自分の力に変えていく姿が、この本の核心である。
派手な演出はなく、ひとりひとりの言葉をていねいに拾い上げる姿勢が一貫している。
転職を考えている人、キャリアの意味を問い直したい人、あるいは「自分の過去をどう使 -
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