丸山浩のレビュー一覧
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1巻、2巻を読み終えた所で。
戦国時代の戦の場に現れる怪獣
『雷強羅(ライゴラ)』
当時の人々は、そんな怪獣を見たこともなく、
ただただ為されるがままに蹂躙される。
そんな中で仲間を無惨にも殺され、
生き残った青年『十郎太』が、
己を鍛え、武器を手に入れ、
ライゴラへの復讐に向かっていくお話。
ライゴラが出現するのが、
今のところ歴史上有名な“奇襲“の戦。
そんな中で、誰にでも襲いかかるというより
“大将“を狙っているっぽいという事まで
推測されている本2巻。
桶狭間で今川と織田が戦っているところに
ライゴラ登場!!
…という所で、この巻は終わりました。
続きが楽しみー。 -
Posted by ブクログ
桶狭間の戦い完結。
雨天の奇襲+怪獣ライゴラの登場で、混乱に拍車がかかった戦場でも今川義元を討ち取る、という最大の目的を見失わなかった信長の勝利という流れです。
さて、そのライゴラを倒すことの一心で戦いに参加していた十郎太。彼の渾身の一撃はライゴラにとってはなんのダメージも与えられず、戦場を蹂躙させてしまいました。結果として、ライゴラの鱗一枚を落とした渾身の一撃。
このライゴラの鱗を素材にして、決戦武器を作ってゆくのであろうなぁ。ダイヤモンドにはダイヤモンドで対抗する、みたいなことか。
時は流れて、ライゴラが再び戦場に現れたのは、三河一向一揆。
なぜか一向宗の味方をしている様子です。どういうわけか、顕如が操縦しているかのような描写。出現予測が的確?たまたま予想というか願望が叶っているだけな気もするけどなぁ。ライゴラという怪獣が、人間の意のままに動くとは思えないので、本当に偶然が続いた結果だと思います。たまたま信長の敵として立ちはだかっている相手に味方するような登場をしているだけでしょう。
誰かの思惑通りに暴れ回っているのであれば、なんというか急に小物感が増してきます。
怪獣は怪獣。誰の手にも負えない、誰の指図も受けずに、自分自身の本能の赴くままに暴れ回ってほしいです。
それを、人間が討伐や退治、あるいは撃退するから怪獣モノは盛り上がるのですよ。
強大な困難に立ち向かう創意工夫と決意と覚悟。
次なる戦場は長篠の戦い。
馬防柵三段撃ちという戦法がつとに有名ですが、近年の研究では従来とは違うモノだという結論が出ているとかいないとか。ただ、創作としてはとにかく見栄えがするので、ここでも採用されると思います。
火縄銃という新兵器の大量投入と、それを効率よく機能させる戦術。このブレイクスルーで、ライゴラ討伐の一歩とするはず。ライゴラ討伐隊の隊長に出世した十郎太改め獣郎太。閑職であった彼が戦場の大将として、活躍する日も近そうだ。 -
Posted by ブクログ
戦国三大奇襲の一つ厳島合戦。毛利元就と陶晴賢の戦いは、毛利元就の勝利となったのですが、この戦いの決着を決めたのは突然海から現れた大怪獣でありました。
戦働きで一旗あげようと陶晴賢軍に参戦していた農民の十郎太。ともに参戦していた村の仲間を怪獣に殺された彼の復讐譚の趣で物語は始まります。
復讐と鍛錬のために諸国を巡っていたであろう十郎太と出会ったのは、織田信長。彼らの出会いと、襲来する大怪獣との戦いが、戦国乱世に何をもたらすのか。
2巻はこれも三大奇襲の一つ、桶狭間が描かれるようです。
さて、怪獣相手にどう立ち回るのか。日本刀は歯が立たないので、木製のハンマー装備していた十郎太。斬撃よりも打撃に活路を見出したのか。十郎太が信長の陣営に入るのであれば、おそらく火薬でパワーアップすると思うんだよなぁ。爆発力で破壊力を増すタイプ。『銃夢』イド先生のあれです。
海からくるのは、怪獣登場の王道。厳島と違って桶狭間に登場するには、海岸線ちょっと遠い気もするけど、ゲリラ豪雨に紛れて、という形かな。それすらも怪獣の仕業か?長島一向一揆にも登場しそうだなぁ。あの撫で斬りが怪獣の仕業、ということになるか。鉄甲船も怪獣対策か。他に、織田信長関連で、海が近い戦いってあっただろうか。思いつくのはこれぐらい。
ただただ本能のままに暴れていくであろう怪獣と、復讐のために命を削り続ける十郎太の物語の開幕か。
なんかぶっ飛んだことやってもらいたいです。実は最近の研究ではこうなんですよ、みたいな感じで更新されてゆく新事実もいいのだけど、そんなの関係なくエンタメとして魅力的だから、面白いからこれ採用、みたいな剛腕振るって欲しいです。
三段撃ちとか怪獣対策っぽいよね。