カネコアツシのレビュー一覧

世間体の裏にある大人の腹の底に
子供たちは恐怖し、嫌悪する
世界を変える力があると知って、走りだす
一方、異物となったヅラおじさんの前に「超現実」が立ちはだかる
（似たようなものじゃないんですか）

「今」に自分を見出だしたことで子供たちの内ゲバに決着がつく
だが「兎の胎児のアーモンド油漬け」によって革命ごっこも強制終了となる
すると今度は街全体が異物化する
警視庁は何かを隠している…？

頻発する怪現象の真相は、
集団ヒステリーに侵された子供たちの自作自演だった
その発覚をきっかけに、失踪した一家のことも
なんとなくうやむやにされていく
しかし…

「異物」とか、集団心理とか。
じわじわと恐ろしい。

最後の最後で女刑事があんな感じになるのがよく分からない。
破綻しないようにつじつまを合わせたのは、異物を排除した「世界」なのか、作者なのか。

映画のように説明不足でもなく、
小説のように饒舌な表現でもない、
マンガだからできる微妙なライン、そん...続きを読むな感じがする。
良い作品。

爽快感とかを期待してはいけない。

ついに完結！よくわからなくなっちゃったのでもう一回読みなおそっと。結論としては「馬のデッサンって怖いよね」この馬の感じは最近話題のあの巨人マンガと似ています。

こんな絵柄も描けるのかとその多彩さに脱帽
バンビ本編の脇役たちの、ほんとちょこちょこっとした小話で特にストーリーが凝っているわけでもないのに、完成度の高さを感じさせる

バンビのハチャメチャ感もよかったけどミステリーもいいね。
しかし理解の範疇を７巻で完全にこえた。かなしいね。
伏線かどうかわからない伏線とか多かったので
完結したらまた一気によもう

SFなのか、何なのか、どういうふうに収拾つけるのかさっぱり予想がつかないですが、なんだか妙に引き込まれてしまいます。不思議。
地下室の男は一体どうしちゃったの？

刑事物だと思ってたら、ただの刑事物じゃないんですね。
まだ一巻だけではこれからどうなるか全くわからないです。
どういう展開になるのか気になります。
そいるは怖い街です…。

あいかわらずすごい。
時空の捻じ曲げ方が、すごいイマジネーション。
そしてちゃんとつながっている。一度最初からゆっくりのめりこみたい。
トビトビで読むには濃すぎる。

現時点であと４冊も出てるんですか！　どれだけ話展開するんや！
カバーの絵から（絵に描かれているもの、ですらない。絵の雰囲気だけから）TOKYO TRIBEみたいな話かと思っていたら、いがらしみきお「Sink」でしたな。あれより悪夢度が低く人間っぽさが強い。ブス刑事大好きです。回ごとの引きがすごくいい...続きを読むし、人物配置もたいへん緻密で安定感がある。たのしくたのしく読み進められる。続刊読めるのがたのしみ。

ぶっころしまくりのイカれっぷりが最高！
BAMBI、かっこいい。カネコアツシさんに出会った作品。
まだ読みかけなのでとりあえず☆ヨッツ

不思議なマンガ。
謎が謎が。どんどん深まっていくううえにどんどん増えていく。

その謎は解かれるべくして有るものではないの？

片栗巡査が好き。

カネコアツシはなんとなく避けて通ってたのですが、
アメコミに目が慣れた今読むと割と良かった。
前頁多色で多色好きにも楽しい内容。

どっかで見たことあるなと思ったら、『BAMBi』を書いてる人ね。
うん、これは素直におもしろい。
続きがキニナル。

面白い！！これ
ポップなタッチが更に不気味さを増やしている･･･
物語が進んでも謎が更に深まるばかり。


なんか新鮮

クレイジー
相変わらずクレイジー。

常識的に見える人々が部屋の鍵をかけたあとにあふれ出すゆがみ。
子供たちの世界に対する不信。
闇の深さや空間のネジレのクオリティが高い。

ヅラ刑事の分厚さやシャーマン教師の得体の知れなさ
人物が濃い。
狂気が乱舞。
非常に高度。

絵がすごーくすき。横井巡査部長が、鈍感で図々しいただのエロおやじに見せかけて、鋭いところが良いと思う。

一夜にして消えた一家。家の中には塩の柱。そして同時に街の学校の庭に塩の山が出現。このあとの展開が気になる!

どうせかっこつけ漫画なんでしょ？と思って読んでみたらそんなわきゃねえ。カッコイイもかっこ良過ぎで面白い！！
ハチャメチャ主人公が面白すぎです。アクションモノに弱い人にはかなりオススメ！