カネコアツシのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
セリフが(文字が)少ないのに、言わんとしてる事はちゃんと伝わってくる。絵で感じろ!!みたいな。
最終巻の帯、『ウルトラポップ&スーパークール』っていう謳い文句は どうかと思う… そんなに軽やかな内容ちゃうわ笑
ワケのわからないものが現実(日常)に「入り込んで」しまう事になった原因、発端にして核心…
それは要するに、不倫がもたらした母子家庭の悲劇であるという事。
『僕は誰なんだろうね、お母さん』この一言に尽きる。
さらにその悲劇の延長線上に宮原健人や片岡美砂が抱える性的なトラウマが乗っかってくる。
10巻を読み終わった時点で勝手に予想してた展開は、
水紀役の女の子を轢いたド -
Posted by ブクログ
表紙だけでお腹いっぱいのカネコアツシ先生だが、新境地にして「錯乱するラブ・ストーリー」とのことで、乗せられるまま読んでみた。
主人公の記憶がおかしいのか、町ぐるみのねつ造なのか。事実に少し近づいたかと思えば、幻影のようなカットが挿入され、誰も信用できないような泥臭く怪しい世界。
ダーレン・アロノフスキー監督や、クリストファー・ノーラン監督の初期作品にあった、ストイックで幻惑的なイメージに近いと思った。
ていうか、バラバラ殺人が起こっているのに、着地点は「ラブ・ストーリー」と定められているようだし、どうなるのか半信半疑でストーリーを追ってみたい。
1巻の感想は、「つかみはオッケー!」とい -
Posted by ブクログ
「普通」・「画一」・「平凡」
そんな整然とした日常に反発するがごとく、
到底ありえないはずの、到底考えられないはずの
「異物」
が突如登場してきたら。そして、それが暴走し始めたら・・。
新興住宅地「そいるニュータウン」から突如消え去った幸せな一家。
そして、引き換えに現れたどでかい山積みの「異物」は何を意味するのか。
「異物」を嫌うあまりに「異物」と化していく住民達。
そして、それに立ち向かう2人の刑事の物語。
すっげぇおもしろいですよ。
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