マイケル・バスカーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人生の晩年期、脳の経年劣化に空しく抗う毎日、
突然、「種の存続・人類の存否」にかかわる衝撃的な話に遭遇した。この本はテクノロジー(AI)の進化が人間の脳を超える現実と人類の発展か破滅かの未来を予見して生成AI暴走の「封じ込め(Containment)」を訴える警醒の書である。
著者のムスタファ・スレイマンは共同創業したDeep Mind社(英)をGooglに売却し同社でAI開発を担い、現在はMicrosoft AIのCEOを務める合成生物学の専門家である。豊富な経験にもとずいてAI進化の潮流と人にとっての本質的な意味を探り、よくあるシンギュラリティの話をさらに深く論究する。
ビル・ゲイツ、 -
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Posted by ブクログ
・ディープマインドの創業者がその開発/進化の歴史とテクノロジー進化の「波」について説明
・火や道具の活用、農業、工業、活版、材料開発などのブレイクスルーは一度起こると「波」になりその波は止められない。価格が下がること、需要が上がることで拡散し続ける
・唯一拡大が抑えられている(様に見えるのは)核兵器。その威力や深刻さによるもの
・AIと生物科学は人類に甚大な影響を与える可能性。民主主義の崩壊、インフラの停止、戦争/犯罪の増加、など
・波を食い止めるのは難しいが10個の方向性あり。安全性/監査/チョークポイント/開発者/企業/政府/同盟/文化/社会運動/各要素の協調
・技術拡散の流れやディープマ -
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Posted by ブクログ
ネタバレAIに対しては両極端な意見に分かれるが本書はAI(と合成生物学)規制論。
個人的にはもう、始まってしまったものはしようがない(規制しようがない)と思うのだけど。
汎用的で価格が急激に低下している技術で、人間の手を借りなくても自律的に改良を繰り返すことができるものは規制すべき。オープンソースで誰でも使えるようにすべきではない(核爆弾を誰もが持つようになるといずれ核戦争が起きる)。
AIと合成生物学はその影響が甚大になりかねないにも関わらずコストは非常に低い。個人レベルにまでいかなくとも破綻した国家や狂信的な団体などの手にわたることで人類存亡の危機になりかねない。できるだけ技術の進展を遅らせ、 -