村上寛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ラテン語って、なんかかっこいいですよね。生物の学名とか、教会音楽の歌詞とかでしか知りませんが。ラテン語、身近なのか、遠い存在なのか。難しそうだし近寄りがたいところがある。
本書はそんなラテン語の成立から、どのようにして西欧世界に君臨し衰退しながらも、西欧の文化を支え、今日まで至ったかをできるだけ簡潔に記したものです。
ラテン語とは血縁関係にあると言ってもよいフランス語・イタリア語・スペイン語(ポルトガル語)との関係も知ることができました。そして何より、ラテン語とは切っても切れないキリスト教、特に修道院の働きについて学べたことは、ウンベルト・エーコの『薔薇の名前』を読むにあたって、とても参考にな