ナ・ジョンホのレビュー一覧

  • ニューヨーク精神科医の人間図書館

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    この本には、いろんな人がでてくる。それでも、人種も性別も生い立ちも病歴も、そんなの関係なくてみんな、ただの人間だった。スティグマに覆い隠されて見えづらいけど、みんな、私と同じただの人間なんだ。すべて、誰にでも起こりうること。

    なんか、この本は本当に要約できなくて、すみません。私が言いたいのはこういうことです、相手の立場になって世界をみてみる姿勢をずっと忘れたくないということです。こういうことを考える人間が悪いとか、良いとか、そんなのないと思うんです。そして、差別されがちな人だって、なんかやらかしちゃう人だって、何かがそうさせてるだけで本音は別のところにある。

    異常だと思われてても、その問題

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    2025年09月17日
  • ニューヨーク精神科医の人間図書館

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    ハッピーエンドではない。
    だが、人間を理解する一歩なのかもしれない。
    人は、経験したことは、理解できない。仕方がない、とは思うが、寂しいことだ。私は鈍く、独りよがりな人間だが、違う目線で接することができると、人として成長できるのかもしれない

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    2025年05月17日
  • ニューヨーク精神科医の人間図書館

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    善良に生きているつもりだけど、だからこそ共感できなくて?私にもたくさんのスティグマ(負の烙印)がある
    強くて優しい著者。
    韓国人への偏見を持っていることが恥ずかしい

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    2025年04月30日
  • ニューヨーク精神科医の人間図書館

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    【目次】

    はしがき:他人の人生を理解するということ

     1 ニューヨークで出会った人々

    ふたりのあいだの距離
    ニューヨークのホームレス、ホームレスのニューヨーク
    あの人がいなくなったことが信じられません
    記憶を共に歩く時間
    ひとりの命を救うということ
    人種的マイノリティの子の親として生きるということ
    アーモンドお婆さん

     2 共感するにも努力がいる

    わからないさ、それがどんな気分かなんて
    誰にでも起こりうることだ
    彼女の靴を履いて歩く
    共感と同情、そのあいだのどこか
    共感を超え、苦痛を分かち合うこと

     3 スティグマに負けない人生

    研修医の先生がいいです
    双極症は私の一部に過ぎない

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    2025年01月23日
  • ニューヨーク精神科医の人間図書館

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    精神病患者に縁がない人にとって、彼らは理解不能で異質な人々に思えるかもしれない。でも私たちは誰もが不安定で揺らぎやすい心を持っていて、何かのきっかけで容易くそれは壊れてしまうかもしれない。精神病は決してフィクションではなく、私たちの身近にあるものだと感じられた。
    読みながら、どうして人間はこうも脆いのだろうかと考えたけど、その脆さを抱えながらでも生きていくだけの強さをもまた持っているのだと思う。
    得るものが多いエッセイだった。読んで良かった。

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    2024年10月22日
  • ニューヨーク精神科医の人間図書館

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    ニューヨークで精神科医をしているお医者さんのエッセイ。

    ・自分と何の共通点もない人に、共感することは可能なのだろうか?

    共感するにも努力がいる。
    共感することは生まれ持った才能ではなく、努力して磨いていく技術だということ。

    患者から色々なことを逆に教えられている。

    読めてよかった。
    すごくいいお医者さんだなと思った。

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    2024年11月09日
  • ニューヨーク精神科医の人間図書館

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    誰かに助けを求めることって、とても勇気のいることだけれど、助けを求めることで明日の喜びに繋がるのかな、と思わされた。
    全く同じ体験をしていなくても、寄り添うことで救われることもあるだろうな、って。

    1.他者の目で世界を見ることが、価値のあることだと知ること。
    2.自分のことだけに関心を集中しないように気を付けること。共感とは、他者を理解するために自己中心的な世界から一歩踏み出すこと、つまり自分のスイッチをしばし切ることだ。共感は、そうやって他者に心からの関心と好奇心を向けることから始まる。
    3.特に自分と大きく違う相手であるほど、そこから学ぶものが多いものだと知ること。自分との差異を尊重し、

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    2024年10月21日
  • ニューヨーク精神科医の人間図書館

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    精神疾患は「誰にでも起こりうること」

    自分の中にある気付いていない偏見やスティグマをじわじわ
    あぶりだし、書き換えていく1冊。

    人種、宗教、環境。自分と違う人と完璧にわかり合うことはできないけれど、理解しようと思う気持ち・行動が相手との良い関係になるのだとわかる。

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    2025年03月20日
  • ニューヨーク精神科医の人間図書館

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    “「双極症は私の一部分に過ぎず、私という人間を規定するものではないという言葉に救われました。これからも一生忘れないと思います」”(p.123)

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    2025年02月10日
  • ニューヨーク精神科医の人間図書館

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    タイトルに惹かれて読んでみた。
    韓国人医師がニューヨークでの研修医時代に出会った患者との話しを綴ったエッセイ。
    日本も韓国と似たような問題を抱えているので、もっと気軽に精神科に通える人が増えるといいと思う。

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    2025年01月25日