ナ・ジョンホのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
-家にあった本でタイトルに惹かれて読んでみた
精神科病棟の研修医が日々出会う患者さんとの中で、
人間関係の深さや新しい自分に気付かされる物語。
-人って本当に見かけではわからないことだったり、
どこまでも理解し合えなかったり、
そんな些細なきっかけから差別や偏見、いじめに繋がるんだろうなと。
-自分自身に対しても、そんな感情はないと断言できないんだなと思いました。
-だけど、そんな悲観的な意味ではなくて、
その中でもその人と関わり続ける、知り続けることが良い人間関係を築いていくし、きっと分かり合えなくても心地よい関係になっていく。
-この本は精神的に何かしらの疾患(病名がついてる人)を抱えてる人しか出てこないけど、多分私も病名の付かない精神疾患に陥ることはあって、そんな時に勇気をくれる一冊になりました。
-これでいいんだなって思わせてくれる一冊です。
p.s.文字の大きさや分量が本当にちょうど良くて、2時間くらいでサクサク読めた! -
Posted by ブクログ
【目次】
はしがき:他人の人生を理解するということ
1 ニューヨークで出会った人々
ふたりのあいだの距離
ニューヨークのホームレス、ホームレスのニューヨーク
あの人がいなくなったことが信じられません
記憶を共に歩く時間
ひとりの命を救うということ
人種的マイノリティの子の親として生きるということ
アーモンドお婆さん
2 共感するにも努力がいる
わからないさ、それがどんな気分かなんて
誰にでも起こりうることだ
彼女の靴を履いて歩く
共感と同情、そのあいだのどこか
共感を超え、苦痛を分かち合うこと
3 スティグマに負けない人生
研修医の先生がいいです
双極症は私の一部に過ぎない
大丈夫じゃなくても大丈夫
依存症は意志の問題だろうか
自殺は「極端な選択」ではない
自殺予防は可能だろうか
勇気を出してくれてありがとう
あとがき:さらば、ニューヨーク
日本語版あとがき:ただひとりの勇気のために -
Posted by ブクログ
誰かに助けを求めることって、とても勇気のいることだけれど、助けを求めることで明日の喜びに繋がるのかな、と思わされた。
全く同じ体験をしていなくても、寄り添うことで救われることもあるだろうな、って。
1.他者の目で世界を見ることが、価値のあることだと知ること。
2.自分のことだけに関心を集中しないように気を付けること。共感とは、他者を理解するために自己中心的な世界から一歩踏み出すこと、つまり自分のスイッチをしばし切ることだ。共感は、そうやって他者に心からの関心と好奇心を向けることから始まる。
3.特に自分と大きく違う相手であるほど、そこから学ぶものが多いものだと知ること。自分との差異を尊重し、価値あるものとして見る過程が、まさに共感なのだ。 共感の根底には、高レベルのコンパッション(compassion*)が存在する。これは、他者への単なる関心や好奇心以上の価値であり、相手に幸せになってもらいたいという心からの願いと献身からなる。他者の苦痛をより深く理解すればするほど、その苦痛を減らしてあげたくなるだろう。また、人の言葉にじっくり耳を傾ければ傾けるほど、人間はそれぞれ見かけは違っていても、実は非常に似ており密接なつながりがあることに気づくだろう。