ナ・ジョンホのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本には、いろんな人がでてくる。それでも、人種も性別も生い立ちも病歴も、そんなの関係なくてみんな、ただの人間だった。スティグマに覆い隠されて見えづらいけど、みんな、私と同じただの人間なんだ。すべて、誰にでも起こりうること。
なんか、この本は本当に要約できなくて、すみません。私が言いたいのはこういうことです、相手の立場になって世界をみてみる姿勢をずっと忘れたくないということです。こういうことを考える人間が悪いとか、良いとか、そんなのないと思うんです。そして、差別されがちな人だって、なんかやらかしちゃう人だって、何かがそうさせてるだけで本音は別のところにある。
異常だと思われてても、その問題 -
Posted by ブクログ
【目次】
はしがき:他人の人生を理解するということ
1 ニューヨークで出会った人々
ふたりのあいだの距離
ニューヨークのホームレス、ホームレスのニューヨーク
あの人がいなくなったことが信じられません
記憶を共に歩く時間
ひとりの命を救うということ
人種的マイノリティの子の親として生きるということ
アーモンドお婆さん
2 共感するにも努力がいる
わからないさ、それがどんな気分かなんて
誰にでも起こりうることだ
彼女の靴を履いて歩く
共感と同情、そのあいだのどこか
共感を超え、苦痛を分かち合うこと
3 スティグマに負けない人生
研修医の先生がいいです
双極症は私の一部に過ぎない -
Posted by ブクログ
誰かに助けを求めることって、とても勇気のいることだけれど、助けを求めることで明日の喜びに繋がるのかな、と思わされた。
全く同じ体験をしていなくても、寄り添うことで救われることもあるだろうな、って。
1.他者の目で世界を見ることが、価値のあることだと知ること。
2.自分のことだけに関心を集中しないように気を付けること。共感とは、他者を理解するために自己中心的な世界から一歩踏み出すこと、つまり自分のスイッチをしばし切ることだ。共感は、そうやって他者に心からの関心と好奇心を向けることから始まる。
3.特に自分と大きく違う相手であるほど、そこから学ぶものが多いものだと知ること。自分との差異を尊重し、