アシュリィ・エルストンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレクライムノベルはまず主人公に共感できなくて苦手、なんだけど、これは割とすらすら読めた。ヤングアダルトなので文章が平易?なのもあるかもしれない。
最初から癖の強いレイチェルがもっと出てくるかと思ったけどそんなこともなく、デヴォンがなかなか良いお兄さんで好印象だったりもした。ライアンとのロマンス描写が多くて、でも仕事のためとドライに割り切るのかと思いきや、全然割り切らなくてしっかりほだされてて、まあこの辺もヤングアダルトですから、人間の絆を粗末にしてはいけないんでしょうね、という大人の読み方をしました。
タイトルの「ほんとうの名前は教えない」は結局『ルッカ・マリノ』のことなのかな?信用出来ない語り手系だと思って色々読み飛ばしてしまった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレルッカ・マリノは窃盗の現場を押さえられ、それを見逃す代わりにミスター・スミスなる謎の男の下で働くようリクルートされた。そこでは他人になりすまし、ターゲットに接近して重要な情報を盗むミッションが与えられる。目的を達成すると再び名前を変え、また新たなターゲットに近付いていく。次にルッカがエヴィ・ポーターとして接近したのは、盗品の売買などの裏稼業に手を染める魅力的な青年ライアンだった。ライアンのボーイフレンドとなり彼の動静を監視していたエヴィだったが、とあるパーティでかつての自分であるルッカ・マリノを名乗る女と出会う。ルッカは自分自身なので、これはミスター・スミスによって自分に差し向けられた諜報員だとエヴィはすぐに気付いたものの、その目的がわからない。
物語は、窮地に陥る現在のエヴィ・ポーターと、彼女が様々な名前を騙ってきた過去とが交互に展開されていく。その形を取ることで、現在のエヴィに差し迫った危機の背景が少しずつ見えてくる。
ミスター・スミスとの対決の中で、自分自身との訣別を決めたエヴィに痺れる。
スパイ映画を見終わった後のような読後感。