洲之内徹のレビュー一覧

  • 洲之内徹ベスト・エッセイ1

    Posted by ブクログ

     芸術新潮に「気まぐれ美術館」という人気エッセイが連載されていることは当時耳にしたことはあったものの、その頃は美術方面にあまり関心がなく読むこともなかったが、文庫本として刊行されたので読んでみた。

     ”気まぐれ”というタイトルのため軽妙洒脱な文章・内容なのかと先入観を持っていたのだが、実際読んでみたら勝手が違った。もちろん「どんな絵がいい絵かと訊かれて、ひと言で答えなければならないとしたら、私はこう答える。―買えなければ盗んでも自分のものにしたくなるような絵なら、まちがいなくいい絵である、と。」とあるように、自分がいいと思った絵についてのその熱い気持ちは分かるのだが、この本に選ばれた文章全体

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    2026年03月20日