鶴見紀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ
ストア哲学に興味があって読んでみた。
第1部でストア哲学の要点をわかりやすくまとめ、第2部では人生、第3部では死との向き合い方を、著者自身の実践を交えて紹介している。
セネカ、エピクテトス、マルクス・アウレリウスの3人の哲学者が登場。特にエピクテトスの教えが新鮮で、もう少し深掘りしたくなった。
SNSとの付き合い方についてもストア哲学の観点から触れられており、批判への向き合い方がとても印象的。
「侮辱が的を射ているか自問し、誤りなら感謝して直し、単なる侮辱ならユーモアで返す」。
この考え方、SNSだけでなく日常にも使える。
ストア哲学が今また注目されている理由、読んで納得。心を整えたい -
Posted by ブクログ
今、人として生きることは、あまりに刺激が強く、暴力的で、目を開けていることすら難しそうで、まるで高圧洗浄ホースで水を浴びせられるようなものだと感じます
>本書p7
この刺激に満たされた世界で、
心を落ち着かせるに足る頼りがいのあるものとして、ストア派の哲学の実践が役立つのではないか。それを自分で実験して見たよという一冊。
不動心、満たされていること。
これが刺激を求め与える現代文化で1番欠けていることであるという洞察が鋭い。
表紙の鳥にフンをかけられた偉人の像のような穏やかさを求めるなら、哲学に触れたことがない人にもお勧めできるエッセイだ。