小学生の子供がソフトボールクラブに入部。対外試合をした際の、他チームの指導者が子供たちを罵倒しまくっており、そのようなチームが強豪の傾向にある。その構造が気になり、本書を手に取った。
自己決定権と自由が選手にあるのか、ないのか、それが本書の言うところの「人権」と受け取った。
丸刈り、ブラック校則、体罰、暴言がまだまだ残る高校野球。高校野球のゴール設定は甲子園なのか? 野球を通じた人の育成なのか?
旧態依然とした指導方法に対して、新たな潮流も生まれている。
高校野球の当たり前に、人権という切り口で踏み込んでおり、示唆があった。