清繭子のレビュー一覧

  • 夢みるかかとにご飯つぶ

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    ゆっくり読む本だった。
    何者かになりたい時間の分だけ、読むのに時間のかかる本だった。
    読むのに、体を通り過ぎるのが、なんだかすぐに形を崩してしまいそうで、やさしく受け止めて、そうやって押し込まないといけなくなるような。そんな本だった。
    こんな文章を書くのに、どれだけの書かない時間があったのだろうか。
    書けない理由、書く理由、そのどちらもが、目一杯に詰まった本でした。

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    2025年01月08日
  • 夢みるかかとにご飯つぶ

    Posted by ブクログ

    著者が自分を顧みて揺らいだりする姿が等身大で、共感しながら読めました。子育て中、小説家になりたい。自分と重なるところは、うわあ、と心を揺さぶられる感じがした。
    ただ自分と重ねきれないところもあって、それは著者が自分を好きで人との関わりに臆病でないところ。堂々としてなんでもできる人に思える。羨ましい。でもこの人ならその醜い感情も含めて、わかるよと受け止めてくれそう。

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    2025年03月31日
  • 夢みるかかとにご飯つぶ

    Posted by ブクログ

    何者かになりたくて、誰かに認められたくて。認めてくれる人もいるのは知りつつ、もっと何者かになりたい。 そんな自分をさらけ出し夢を見続けると宣言し、時にふらふら迷いながらも日々過ごしている著者のまっすぐさに衝撃。現実から逃げる時間も勿体ないね。

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    2025年12月05日