月は大気がない。赤道では昼は110度、夜はマイナス170度。地球は大気のおかげで気候がおだやか。
地球の内部は金属が溶けている。これが動くことで磁気が発生して磁石になっている。この磁場が、太陽風や宇宙線をはじいて、地球を守る。
地磁気は変化したり逆転したりする。過去8300万年で183回。最後の逆転は78万年前。チバニアンは逆転する前の地層。
地球と太陽の距離は10万年周期で変わる。氷期と間氷期が生まれる原因。今は間氷期から氷期に向かう途中。
現在の大陸は2億5千万年前は、バンケアという一つの大陸。2億5千万年後は、また一つの大陸になるといわれている。
どんな生き物も絶滅に向かっている。人類も数千年の間には滅亡する。
地球の活動停止と太陽が徐々に明るくなることで、生命は終わる。
宇宙との境は、カルマン・ライン=高度100キロの熱圏内に存在する。ISSは、高度400キロ=東京大阪間の距離。
月は、毎年3センチ遠ざかっている。月が遠ざかることで地球の自転が少しずつ遅くなっている。
月がなかったら時点は一日8時間程度。風が強くなり天候が荒れる。傾きを保つ役割もある。月がなかったら予測不能。
月の表面はレゴリスという砂より細かい粒子で覆われている。
アルテミス計画=月へ人類を送る計画。エネルギー源としてヘリウム3が核融合の燃料になる。望遠鏡や裏面に電波望遠鏡を建設する。アルミ、チタン、鉄などが豊富。
太陽風は銀河の宇宙線から守っている。
主系列星=主な構成。寿命は100億~120億。内部の水素を使い果たすと、赤色巨星になる。その後白色矮星と惑星状星雲になる。
海王星は地球と太陽の30倍の距離にある。太陽系外縁天体は100枚より遠い距離にある。その外にオールトの雲があり彗星の期限。
金星は硫酸の雲が光を反射するため金色に輝く。
火星は赤錆を含んだ土や岩の色で赤い。
ほとんどの小惑星はいびつな形。小惑星から離れたものがイトカワやリュウグウ。観察しやすいが衝突の可能性がある。
木星はガス惑星。アンモニアやメタンで模様ができている。大赤斑は、小惑星が衝突してできたもの。地球に衝突しそうな小惑星を巨大な引力で吸い寄せている。
土星の北極には六角形の雲の模様がある。
土星の衛生エンケラドスは生命の存在が期待されている。水、有機物、エネルギーが揃っている。タイタンも移住先候補。大気がある。マイナス180度だが、太陽が大きくなるとちょうどいいかもしれない。メタンの雨が注いでいる。
天王星は横に倒れて回っている。
ペテルギウス(オリオン座の右肩)は終わりが近づいている星。赤色超巨星。超新星爆発を起こす寸前。
太陽の0.08倍以下の校正は、核融合反応が続かず、恒星が維持できない=褐色矮星になる。
太陽の8倍くらいまでは、水素を使い果たすと膨張して赤色巨星となり、その後惑星状星雲と白色矮星になる。
太陽の8倍以上の恒星は、水素を使い果たした後、赤色超巨星となり超新星爆発を起こす。中心は中性子星となり、太陽の30倍以上だとブラックホールができる。
イータ・カリーナ=りゅうこつ座η星。超新星爆発を起こすと有害な放射線が地球にまで届く。
かに星雲は超新星爆発の残骸。
太陽のとなりの星は、プロキシマ・ケンタウリ=ケンタウルス座のα星系にある。4.2光年の距離。
天の川銀河は局部銀河群に属し、乙女座超ギンガ団に属す。
アンドロメダ銀河と天の川銀河は時速40万キロの速さで近づいている。37億年後、衝突が始まる。星はぶつからない。通り抜けた後、再び引き寄せられて70億年後には合体する。
一等星は6等星の100枚の明るさ。その間を2.51倍ずつに分けている。マイナス1.5等のシリウス。満月はマイナス12.7、太陽はマイナス27。
銀河間にはダークマターがあり、重力で天体を引き寄せている。見えているものの質量は4%にしかならず、残りはダークマター。
膨張する宇宙のエネルギーは、ダークエネルギー。