大川弥生のレビュー一覧

  • 「動かない」と人は病む 生活不活発病とは何か

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    高齢化社会にあって寝たきりを減らすことは、圧倒的に足りない介護側のことを考えても必要なことだと思う。
    患者にとって単に歩けるようになること、ではなく、何をしたいのか、どのように生活を充実させていくのかが人生でいかに大切かがよくわかる本。
    医療従事者でなくとも知っておきたい。

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    2020年03月09日
  • 「動かない」と人は病む 生活不活発病とは何か

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    動かない→心身がなまる→疲れる→動かない
    の、連鎖から本当に動けなくなってしまう状態を「生活不活発病」と呼ぶらしい。
    たとえば風邪をひく、ケガをする、それ自体は大したことじゃない。
    だけどそこで「大事を取って」「安静に」することが命取りになる。
    お大事にしているあいだに筋力が弱り気力がなえて本物の寝たきりになる。

    最初に「生活不活発病」という言葉を聞いたときは、わかりやすすぎてばかみたいだと思った。
    なんにでもラベリングしたがる人たちの「○○女子」とかそういうやつかと。
    でもそうじゃなくて、なんだかわからないけれど存在する状態に名前を付けて、どうにか対処するための名づけだった。

    この本で扱

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    2016年05月17日
  • 「動かない」と人は病む 生活不活発病とは何か

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    お年寄りや病後の人がなると書かれているが、日常的に活動しないと若者も同様になるだろうと思う。
    お休みの日は引きこもりを決め込んでいたが、もう少し意識して外に出ようと思った。

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    2014年05月01日
  • 「動かない」と人は病む 生活不活発病とは何か

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    最近体力が衰えた人、身近にそういう人がいる人、介護に携わる人、読んでみてください。
    警鐘を鳴らす本です。
    生活の仕方で病気になってしまう~現代病の一つとでも言いましょうか。

    病気した後に長く寝ていたら、どんどん体力が落ちてきて、頭もぼけたようになってしまうことがある。
    高齢者に多いけれど、入院した後の子供にも起きるそう。
    動くことが減ったのがそもそも病気の原因になっていたことすらあると。
    自分が1月前半は寝込みがちだったので、ちょっとドキッとしました。
    まあ~少しずつ動けば治っていくってことですよね?!

    寝たきりでいると筋力があっという間に衰える、使わない脚は歩けなくなる、というのは廃用症

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    2017年11月03日
  • 「動かない」と人は病む 生活不活発病とは何か

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    何となく思っていた事で有ったが、やはりと言う内容で有った。介護状態にならないためにするべき事を教えてくれる。

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    2013年06月15日
  • 「動かない」と人は病む 生活不活発病とは何か

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    ここ最近は地域交流など全くしていなかったし必要も感じていなかったが、運動がてらもっと散歩しようかなと思わされた。

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    2024年02月04日
  • 「動かない」と人は病む 生活不活発病とは何か

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    とても参考になった。10年前6週間入院したことがあり、退院してからいつも通ってたスーパーマーケットに行くのに歩く速度がすっかり遅くなってしまい驚き焦った経験もあるので、あの時の私はまさにこのことだったのだと納得した。高齢者の例だけでなく、2歳の子の例もあり、どの年齢でも起こり得ることだと痛感させられた。
    ただ、本当にこの本のとおりにできればいいのだけど、特に高齢者の家族介護において、どこまでできるかという現実問題はあると思う。現状では、この本のとおりにしたければ、家族がそれこそ仕事もやめて献身的に介護するしかないことのほうが多いのではないかと思う。遠隔介護だって、この本のようにうまく行くわけで

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    2017年01月30日
  • 「動かない」と人は病む 生活不活発病とは何か

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    ネタバレ

    チェック項目7箇所。生活不活発病とは、その名の通り、「生活が不活発になった」ことが原因となり、あらゆる体や頭のはたらき(機能)が低下する病気です、この病気は誰にでも怒る可能性がありますが、特に高齢者に起こりやすいものです、またうっかりしていると「寝たきり」にまでなってしまいかねない、「こわい病気」でもあります。「家事がやれないと、私は何の役に立っているのかと思うかも……」と言いました、この言葉に工藤さんはぎくりとしました、それまでは「やってあげることはよいことで、なかなかいい旦那じゃないか」と自分では思っていたからです。介護で「よくする」というのは、体操や訓練で機能障害をよくすることではありま

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    2013年11月16日
  • 「動かない」と人は病む 生活不活発病とは何か

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    廃用症候群という概念を生活や人生を包括的に捉え直して、現れてくる多様な症状を病として定義したのが生活不活発病と解釈しました。アプローチの考え方や方向性についてのヒントがたくさん。反省。

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    2013年09月06日
  • 「動かない」と人は病む 生活不活発病とは何か

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    【読書その43】高齢者リハビリテーションの第一人者であり、現在、長寿医療研究センターの大川弥生氏氏の著書。生活不活発病の原因・対応方法について具体例を出しながら非常にわかりやすく解説。回予防担当者としては必読の一冊。

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    2013年05月25日
  • 「動かない」と人は病む 生活不活発病とは何か

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    著者は廃用症候群を生活不活発病と呼ぶ。病気になると安静にと指示されるが,安静にし続けていると身体も頭も使わないことでダメになってくる。特に老年期は影響が大きく,認知症や身体運動の障害,それらの相互作用が生じてしまう。本人のためによかれと思って住み慣れた環境から上げ膳据え膳の介護環境や生活環境に移すとあらゆる活動が不活発になってむしろ悪い結果となる。住み慣れた環境は本人にとっての意味のある環境となっているので認知や身体運動を環境が支えている。社会参加→生活動作→心身機能の繋がりは理解できる。

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    2023年08月22日