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Posted by ブクログ
最近体力が衰えた人、身近にそういう人がいる人、介護に携わる人、読んでみてください。
警鐘を鳴らす本です。
生活の仕方で病気になってしまう~現代病の一つとでも言いましょうか。
病気した後に長く寝ていたら、どんどん体力が落ちてきて、頭もぼけたようになってしまうことがある。
高齢者に多いけれど、入院した後の子供にも起きるそう。
動くことが減ったのがそもそも病気の原因になっていたことすらあると。
自分が1月前半は寝込みがちだったので、ちょっとドキッとしました。
まあ~少しずつ動けば治っていくってことですよね?!
寝たきりでいると筋力があっという間に衰える、使わない脚は歩けなくなる、というのは廃用症候群として知られていました。
ただこれだと、意味が狭すぎる。
それに言葉のニュアンスが悪くて、嫌な顔をされてしまうそうです。
長い付き合いの友人が亡くなって一緒に出かけることがなくなったのが主な理由で、だんだん出かけることが減った、など。
ありそうですねえ・・
高齢なだけに、本人も回りも仕方ないと思ってしまう場合もあるのが問題だと。
漠然と「できるだけ動くようにして」と言っても、本人の判断に任せると、あまり変わらない場合もある。
「頑張って」と言っても、本人が頑張らないのがいけないみたいになってしまう。
本人も周囲も一緒になって、楽しい目的や関心事をふやしていく。
動きやすいように工夫し、ちょこちょこ動くことを少しずつ増やしていき、元気が出れば、そういえばあれもやりたかったと気づいたりして。
充実した生活にすることが大事だと。
寝たきりではなく座っているから大丈夫と思い込んで、それ以上に身体を動かすことはさせていなかったり。
家事をしてあげるのが介護だと思って、出来そうなことまで何一つさせていなかったり。
そういうことで、生きがいや充実感が減ってしまい、動こうという興味もなくなっていく場合があるそう。
・・え、うちの親の場合は・・・?
とちょっと疑心暗鬼になりましたが~まあとても一口では言えません。
あれこれ工夫して大奮闘してきたので、長期にわたってのそれはなかったと思いますね。
ただ本当に、故障が出来て高齢になってからの対応は難しいです。
そういう問題じゃない場合の限界もあるとは思いますね。
介護保険で、デイサービスに通うのは、とても良いことだと思います。
自分で出かけて外食を楽しむようなことが出来なくなった場合、老人のことをわかってくれる場所に出かけるというのは。
家にリハビリに来てもらうのも、とても助かりました。
家族が言っても、なかなか言うこと聞かないですからね。
少しは家族で出来ても、よその人に会う、自分のために来てくれる人がいるというのも刺激になっていいんですよ。
こういうやり方があるのを知らないまま、家族だけで対応していると、無理が出るんじゃないかと思います。
最初は抵抗を示す高齢者も多いですけど、ケアマネージャーを家に呼んで「みんなやってますよ」と専門家に言ってもらうと、いいですよ。
[追記:
最近、この本の紹介に「いいね」を何度もいただいたので、トップページへ持ってきました。
関心を持っている方が増えたのでしょうか]
Posted by ブクログ
とても参考になった。10年前6週間入院したことがあり、退院してからいつも通ってたスーパーマーケットに行くのに歩く速度がすっかり遅くなってしまい驚き焦った経験もあるので、あの時の私はまさにこのことだったのだと納得した。高齢者の例だけでなく、2歳の子の例もあり、どの年齢でも起こり得ることだと痛感させられた。
ただ、本当にこの本のとおりにできればいいのだけど、特に高齢者の家族介護において、どこまでできるかという現実問題はあると思う。現状では、この本のとおりにしたければ、家族がそれこそ仕事もやめて献身的に介護するしかないことのほうが多いのではないかと思う。遠隔介護だって、この本のようにうまく行くわけではない。本人が、自分が何ができて何ができないのか客観的に把握できていればいいのだが、そもそも自分の体の状態について認識が甘かったり、動けないことについて受容できてなかったりして、能力以上のことをしてしまおうとすることだって多い。
つまり、お年寄りに本人に見あった動ける環境を保障するならば、単に医療サイドの問題だけでなく、家族やケアマネ、介護サービス担当者全体で情報や問題を共有し、足りないところは相互に補完できる体制が整わなければ、実践は難しいことが多いのではないかと思う。実際、私は母に対してこれだけ動ける環境を保障してあげられる状況にはない。このような問題点への言及がなかったのが唯一残念だった。
Posted by ブクログ
チェック項目7箇所。生活不活発病とは、その名の通り、「生活が不活発になった」ことが原因となり、あらゆる体や頭のはたらき(機能)が低下する病気です、この病気は誰にでも怒る可能性がありますが、特に高齢者に起こりやすいものです、またうっかりしていると「寝たきり」にまでなってしまいかねない、「こわい病気」でもあります。「家事がやれないと、私は何の役に立っているのかと思うかも……」と言いました、この言葉に工藤さんはぎくりとしました、それまでは「やってあげることはよいことで、なかなかいい旦那じゃないか」と自分では思っていたからです。介護で「よくする」というのは、体操や訓練で機能障害をよくすることではありません、介護を通して直接に生活動作にはたらきかけて、その実生活での実行状況、すなわち「している活動」を向上させることです。「外の世界にかかわる」ということは、ふつう、「外に出て行く」ことであり、「外を歩く」機会を増やすことは自然に体や頭をはたらかせる機会を増やすことにつながるからです、外を歩くことは、単に足の筋肉を使うだけではありません、歩くという生活動作は手や胴体(顎から腰まで)などの全身の筋肉を使います。なぜ、歩行不能が「つくられる」のか?……まず第一には、生活不活発病についての認識が不十分なことが根本的な原因です、二つ目は、日常の歩行を安定させられるようなはたらきかけ(技術)の不十分さです、三つ目は、「車いす偏重」ともいうべき「思想」です。
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