大神晃のレビュー一覧

  • 天狗屋敷の殺人(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大学生の夏休み、古賀鳴海は不安定で危うい恋人・翠の実家、通称「天狗屋敷」に同行することになった。失踪した当主の遺言状が開封されたが、遺産の相続人である当主の弟・冬夏が病死。遺体が棺から消え騒然とするが、実際は生きており自ら姿を消したというビデオメッセージが残されていた。冬夏が見つからないまま、今度は当主の息子が殺され…。
    偶然居合わせた主人公のバイト先の何でも屋が探偵役。私はあまり得意でないせいかトリックが今ひとつイメージしづらかった。また、主人公がナルシストな男前のようだが、ビジュアルに関する描写があまりなくキャラクターがよくわからなかった。最後に別の事件について触れていたのでシリーズ化する

    0
    2024年10月07日
  • 天狗屋敷の殺人(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自他共に認める男前な鳴海。何でも屋、樋山の手伝いで食い繋ぐ生活。
    鳴海は恋人の翠に半強制的に婚約者として、彼女の実家へ連れて行かれ。
    彼女の実家は浜松の山奥にある「天狗屋敷」に住む、林業で財を成した霊是家だった。当主の謎の失踪から7年が経ち、遺言状が開封されると言う。
    林業が衰退したとはいえ、莫大な山林を有する霊是家の遺産の行方は。

    男前で口先で生きてるような鳴海。
    外見も言動もぎょっとさせる何でも屋の樋山。
    感情が不安定ですぐに刃物を手にする翠。
    主要な人物が個性的すぎて、導入部からなかなか世界に入れず。
    横溝正史へのオマージュに満ちた、を励みに読み進める。
    いま、読み始めたあなた!そう、

    0
    2024年09月17日
  • 天狗屋敷の殺人(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    裏表紙によると『横溝正史へのオマージュに満ちたミステリの怪作』ということで、横溝作品は有名どころをうっすらと……てな自分レベルでも「あっ、この描写はもしや」と思わされる部分が多々ありました

    が、それ以上に作風が軽いのでまずそこにビックリです!

    登場人物一覧ページを見ただけでもその軽さの片鱗が伝わると思います
    例えば主人公は
    『古賀鳴海:なんでも屋アルバイト。翠の彼氏。男前』
    ヒロインの母なら
    『平澤永美:春秋の長女。翠の母。若作り』

    いやその最後の一言はなんなのよと(笑

    そんな軽い読み心地なのに、文章中に出てくる単語が妙に古めかしかったり、メンヘラヒロインの対人作法が妙にしっかりとしす

    0
    2024年08月22日
  • 天狗屋敷の殺人(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ミステリとしては生煮えと言うか、緩い感じだろうか。ロジックにひねりがなさ過ぎて、フツーのミステリ読者なら、犯人も含めて大方のトリックは見抜けるんじゃなかろうか。そんな中に「やりすぎミステリ」の小島正樹氏を思わせるような、ハチャメチャな物理ネタが仕込まれてるのには笑ってしまう。おそらくその辺がむしろ魅力なんでしょう。最後まで読めば惹句にある「犬神家」じゃなくて別の作品を連想するに違いない、横溝オマージュとかも愛おしい。ただ、ワトソン役を含めて探偵に魅力がなさ過ぎるのは勘弁して欲しい。

    0
    2024年06月03日