松本元のレビュー一覧

  • 愛は脳を活性化する

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    「心は知・情・意からなる。
    情を受け入れ(価値を認めて)、意が向上し(脳の活性が上がって)、知が働く(脳が働く)。
    情ごマスターで知がスレーブ。脳は意欲で働くのである。
    われわれは、人から受け入れられ、人からわかってもらうことで意欲が上がり、知が働くように出来ている。

    人は夢を実現するために生きるように作られている。そしてその機能を果たすのが、脳なのである。」

    至言だ!

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    2016年12月31日
  • 愛は脳を活性化する

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    とても好きな本。特に松本元さんがヤリイカと一緒に研究室に泊って,なんとか生きてほしいと願うところは研究者魂がヤリイカに通じたようでジーンとした。

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    2012年12月06日
  • 愛は脳を活性化する

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    いきなり言われるとやや戸惑ってしまうタイトルですが、人間を人間たらしめている器官である脳の、最も稼働しやすい状態について分かりやすく科学的にアプローチする良書。傾聴は話者のためのみならず、という点に気づいたのは刺激的でした。

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    2012年03月26日
  • 愛は脳を活性化する

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    脳型コンピュータの開発と光計測法の紹介が前半で、後半は脳科学から見た人生哲学と科学と宗教の関係など。
    情動を司る脳の古い皮質による価値判断が新しい皮質の知性をも支配する、知性は情動の従僕である、という観点から多く語られている。
    後半で語られている部分を一部紹介すると、
    ・関係欲求が充足されないと、たとえ生理欲求がよく充足されていても、脳活性は上がらない。
    ・愛をもつためには、自分自身が愛を受けた経験をもってそれを学習し、脳内にそうした回路を形成していかなくてはならない。
    ・困難や苦しみから逃げないで立ち向かう勇気は、愛によってのみ与えられる、愛は人が成長する源であり、心の活性化エネル

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    2009年10月04日
  • 愛は脳を活性化する

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    パワーを出す答えが・・・。


    人間だれにでもある、すごいもん。
    さてさて、この「脳」いかに使うか。

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    2009年10月04日
  • 愛は脳を活性化する

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    脳の構造からアルゴリズムを理解し、コンピュータの仕組みに反映させる話が前半、後半はこうした脳の構造からもたらされる人間の姿、愛がもたらす力へ移る。

    速度の違う二種類のループで脳は学習を繰り返していくが、その度合いに影響するのが夢であり内容に対する意欲、そして他社との関係表現の愛である。
    外部刺激に対して内部でループを回していく仕組み状、快不快はあくまで内側で作られるものである。どこまでも脳は自己中心的で自分と異なる環境で成長した脳を理解できない。

    生理的欲求が満たされ、人と人との関係性が心の豊かさを大きく左右する。科学の在り方の見直しと愛が大切。

    ◯脳型コンピューター
    ・生きている脳を解

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    2020年06月07日
  • 愛は脳を活性化する

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    脳科学の見地から愛や学習能力について書かれている部分はとても参考になります。鳥の存在が飛行機の発明に貢献している、ゆえに脳があるから脳コンピュータも発明可能という部分は印象に残りました。

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    2014年04月13日
  • 愛は脳を活性化する

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    十年以上前に出版された本です。今、読んでも素晴らしいと思える内容です。前半は脳型コンピュータの開発と光計測法の紹介で、かなり専門的な内容です。後半になると、脳科学から見た人生哲学と科学と宗教の関係などです。個人的に後半がすごく面白いと思いました。「困難や苦しみから逃げないで立ち向かう勇気は、愛によってのみ与えられる、愛は人が成長する源であり、心の活性化エネルギーである。」と語られています。愛や感謝がどのように人間の心(脳)に影響を与えられるか、大変興味深く共感できる事柄が多数書かれています。

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    2012年04月02日
  • 愛は脳を活性化する

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    愛情と脳の働きの密接な関係が解き明かされる。非常に興味深い内容で、赤ちゃんは、常に、快の情動情報を得ているそうだ。これも、母親の愛情からなるものである。その他、愛情は、脳を活性化させ、生き生きさせる働きもある。

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    2009年10月07日
  • 愛は脳を活性化する

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      1・2章において脳の物理的構造の説明が一通り済むと、3〜6章では、一般にいうところの心(情)に焦点が移る。脳科学を突き詰めると、心科学となるのだろうか?

    以下は抜き書き。

      「感動を多く得るような人生を送ることによって、人生を豊かに生きることが可能になるわけである(中略)いかに感動する日々を過ごして人生を送るかが、人生を豊かに生きたかどうかを決めるのである」

      「脳は、強い刺激と、それにより時間的に以前に入力された事柄とを関係づけるが、それ以降の事柄とは関係づけることをしない」

      「脳が損傷を受けていても『快』の情動を受け入れることは可能であるから、それによって脳の活性が向上

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    2020年04月15日
  • 愛は脳を活性化する

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    重大な事故に遭遇すると、一瞬で今までの人生が走馬灯のように流れてくるという話があるが、それを脳の機能として理論的に説明していたり、脳が活性化する方法についても理論的に説明している。
    つまり、脳は忘れていないが、思い出す事が時間とともに難しくなる、しかし生命にかかわる事態に遭遇したり、ある言葉に反応することで、脳の活性化することがその理由らしい。

    脳はできると確信すると、その確信の理論的な後ろ盾を与えるべく認知情報処理系がフル活動する。そのため「できる」と確認したことは必ずできるようになる。逆に、できないと確信すると、脳は「できない」ことの理論的理由を明らかにするように働きできる可能性をどんど

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    2012年04月11日
  • 愛は脳を活性化する

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    【読む目的】

    愛や意欲や欲求などを感じている時、脳はどんな働きをしているのか?

    【読んだ感想】

    人はそれぞれの経験の積み上げで脳内の情報処理システムを構築している。愛や意欲や欲求もこの情報処理システムのなせる技。人によって情報処理システムは全部違うので、ものの見方や感じ方が人によって全部違う。

    私はよく名前を間違われます。「今村」や「今泉」とよく言われます。本当は「今永」です。このことを脳の情報処理システムの面から眺めると面白いですね。

    ちょっと難しい本でした。

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    2009年10月04日