千葉佳織のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今まで読んだ話し方に関する本の中で、最も内容が体系的で充実した作品でした。
この手のビジネス本は、リーダビリティ重視で書かれていることが多いように感じますが、読みやすより内容の豊富さをとったのではないでしょうか。
著者は「話し方のジム」を創業しているそうで、そこに通うとかなり鍛えられることだと思います。
とにかく、注意・改善すべきポイントがかなり細分化されているので、全てをブラッシュアップしていこうとすると、相当な時間とエネルギーが必要になりそう。
一度読んでおしまいではなく、読み進めながら並行してトレーニングを積み重ねるような読み方がいいと思います。
具体例や上手なスピーカーの実例 -
Posted by ブクログ
仕事で司会や登壇をすることになったので読んだ。
プレゼンや営業をする方向けのスキルやマインドが多め。
後半の発声や視線については使えそう。
原稿の読み方については言及されておらず残念。
ただこれを一冊読んだことで話すことに対する基礎知識を身につけたという自信にはなるかな。
※2025/10/4 追記
この本を読んで、無事大きなイベントの登壇がうまくいきましたので⭐︎を4→5に!
実践、意識したのは以下3つ。
①徹底的に準備する
②録音して修正する
③句点のあと2秒置く
とくに③はこの本を読むまで気づかなかった視点なので使えました!2秒は長くても1.5秒くらい置くとよさそう。
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Posted by ブクログ
コミュニケーションが下手な部下をいつも指摘してる私。
実際、私が指摘していることがこの本には数多く取り上げられてる。
しかし、、、
この本を読んで、私もまだまだ改善の余地がある、おおありであることを再認識。
特に大勢の前で話す、ということになると、聴衆を引き付けるにはいろんな準備がいることが、
この本を読めばよーくわかる。
単なるテクニック、ではなく、いかに聴衆に聴いてもらうか、理解してもらうか、
そのためには語順、抑揚、間、音の高低、身振り手振り、立ち位置、、
考えなくてはいけないことが数多くある。
自然にそれができる人なんて天才だけ。
皆努力して、準備して、聴く人の大切な時間を意味ある -
Posted by ブクログ
話し方のメソッドを学ぶことで、普段の会話などのコミュニケーション、仕事の中で講演・プレゼン・商談などを行う際に、今よりも自信を持って話すことができるようになりたいと考え、本書を読み始めました。
本書では「話し方」について、「話し方の戦略」「言葉の戦略」「音声・動作の戦略」に分解・体系化し、具体的な技術が解説されています。
本書では、「話し方の戦略」「言葉の戦略」「音声・動作の戦略」という3つの視点から、具体的なテクニックが丁寧に解説されています。特に印象的だったのは、「目的」「相手」「コアメッセージ」を明確にする「戦略」の重要性が繰り返し述べられていた点です。才能ではなく、準備と戦略こそが -
Posted by ブクログ
スピーチの専門家であり、そのそれをビジネスとして起業した存在として注目度が高まっている千葉佳織さんがそのノウハウを惜しむことなく提供している書籍。
話し方の戦略を体系立てて整理、そのひとつひとつを丁寧に事例をあげながら解説してくれていて、わかり易く納得感あり。
当人も繰り返し述べているが、ここで書かれていることを素直に受けとめ、繰り返しトレーニングと実践していくことで話す能力が高まると理解。
とにかく一読して「そういうものか」と感じるだけではもったいない。本書の手法に基づき実践して、その結果を評価する。そして再度本書に戻って足らなかったところを確認するとともにレベルアップを図るための方策 -
Posted by ブクログ
職位が上がるにつれ、人前で話すことも増えたが、毎度伝えたいことが多過ぎて冗長的になってしまうため、手に取った本です。ためになります。以下、忘れずに実践したいこと。
3つの原則である①話す目的を明確化②対象者を分析③話言葉の意識を前提に言葉と音声について戦略的に考える。
原則について詳細
①目的意識が不足すると話が長く感じる。しっかり準備
②難易度を考慮(中2に伝わる話し方)。コミュニケーションは相手ありき。話が伝わらないのは話し手の責任。
③一文は短く。準備が大切。準備したように聞こえるのはスキル不足。
言葉についての戦略
•言語化ー目的を明確にしたコアメッセージを、フレーズ化する。対象者に伝 -
Posted by ブクログ
ネタバレ話すこと、うまくポイントを絞って伝えることにいくばくかの苦手意識があることから、この型の事業に興味を持っている中で手に取った一冊
メモ
・話し方の戦略を立てるとは、話すときの目的を明確にし、言葉音声動作を考え抜くこと
・話し方の戦略三つの原則
話す目的を明確にする
対象者を分析する
話し言葉の意識を持つ
・言葉の戦略
言語化 コアメッセージ
構成 バランス、一貫性
ストーリー 共感性、五感
ファクト 自分と社会を接続
レトリック 会話名言の引用、場の価値を強調
・音声動作の戦略
発声
沈黙
身体表現
・高嶋市長の例わかりやすい
・話が長い状態に陥る