野村裕之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
分かりやすく、読みやすい。
問題があって、その問題の解き方も流れるように解説されてるが、その解き方に気付くためには論理だけではない、「閃き」がよく必要とされる。
基本的には、分からなければとりあえず分かる部分から可能性、組み合わせなどの事実を列挙していく。そんな中からヒントが見つかっていくのはとても面白いものだが、中々そうは気づかんやろ、という問題もいくつもあって、この閃きをどうしたら持てるんだろう、と考え込んでしまった。
10年くらい前までは、論理が非常に持て囃されていた居たのに対し、今はセンスや独自性、好奇心といった要素の方が持ち上げられている。
AIの進展が目覚ましくなってきたころから一層その傾向は強まったように思う。
実際には当然、どちらの方が大事か、というものでもなく、両輪のように備えておくべき素養だろう。
論理的思考問題は、論理が基軸としてありながら、ただブロックを積んでいくだけでは突破できない「気づき」が必要になる。
それが、本書内では系統として分けられている、俯瞰思考、批判思考、水平思考、多面的思考だと思う。
こうした柔軟な思考方法が閃き、気づきを生み出して、論理を実践で使える技に鍛え上げるのだと思う。 -
Posted by ブクログ
先に「もっと頭のいい人だけが解ける~」を読んでしまったからか、比較的簡単な問題があった。答え合わせをして正解だと嬉しいんだよね、これが。
とは言え、やはり難しい。なかなか自力で解けないのが大半。
既存の概念、常識に囚われず、自由な発想で方法を考え出す「水平思考」が、特に苦手だ。「クマの色」問題なんて、全然分からなかった。悔しい。
著者も書いているように、分からなかった問題は復習すべきで、自力で全て解けるようになったときこそ、論理的思考力がアップするのだろう。
私の場合、解説を読んで納得して、残念なことにそこで終わりになってしまっているので、思考力にたいした変化はない。(だったら何度も問題を解けば良いんだけど、それだったら他の本を読みたいし…という言い訳付き。)
最も印象に残ったのは、「石像の部屋」の問題。一見、不可能に思えるこの問題が、まさかこんなにシンプルに片付くとは驚きである。ひらめきも大事だよなと思った。
また、他人の思考を読んで不確定要素を確定する問題がいくつか出てくるのだが、それも気に入った。「分からない」という他人の答えが、問題を解くヒントになるんだもんな。
楽しい時間を過ごせた。 -
Posted by ブクログ
久しぶりにノートを取り出して手を動かして頭を使っただけで満足。残念ながら、ほとんどの問題は解けなかったし、結構自信を持って出した答えが間違ってたりだったが、「考える」という行為自体が脳に良い気がするので、満足感は高い。
問題の中には、Google社や東大の試験問題もあったが、こんな難しい問題を解いているのかと思うと、本当に尊敬の念しかない。
ふと気になって、AIに何個か問題を出してみたが、正解しているのもあれば、堂々と間違っているのもあった。だから何だと言われれば、何も言えないのだけれど。
AIについて著者も言及していたが、便利になった反面、思考停止に陥る危険性があるとのことで、まさにそのとおりだと感じた。気をつけねばならない。
さて、相当な数の問題があったが、私が気に入ったのは悪魔に閉じ込められて定められたスイッチを押して脱出する確実な方法を述べよという複雑な問題だった。まずこのスイッチを押せばこうなって脱出できるかも...だめだったら次はこうやって...と頭をひねるのが楽しかった。(まあ自分では解けなかったので解説を読みながらだが。)
本書は手元に置いておいて、忘れた頃また問題を解いてみるのが良いかもしれない。 -
Posted by ブクログ
ドラッカーも提唱した「10のスキル」のうち、
・論理的思考
・批判思考
・水平思考
・俯瞰思考
・多面的思考
各12〜14問、上記の5つの思考別にそれぞれ章に分けて掲載されています。ボリュームたっぷり。じっくり時間をかけなければ正解できない。疲れて放り出したくなるのも、普段その手の思考をしていない証拠でしょうか。解説が丁寧なので、小学生の子も面白がって読みます。中受を経験した上の子は似た問題を経験しているためかサクサク正解しました。
あとがきに書かれた著者のユニークな経歴、そこから学んだ、『考え抜くための「あきらめない力」が今こそ必要』いう言葉に、深く頷くばかりでした。
がんばろ…!
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Posted by ブクログ
この手のパズルとしては、多湖輝さんの「頭の体操」をよく読んでいた。
問題も答えも知っているものが幾つかあったが、できない問題が結構あって楽しめた。
「宝石の郵送」などは、昔考えた記憶があるが答えは忘れていた。
結局わからず、答えを読んで改めて感心する始末。
絶対に不可能なようなことが簡単にできてしまう。すごい頭イイ!
答えは秘密にして、問題だけ紹介しておきます。
[宝石の郵送]
取引先に宝石を送りたいが、相手の国は治安が悪く、南京錠をかけた箱でないと中身が盗まれてしまう。
南京錠をかければ盗まれることはなく、安全に郵送できる。
どんな南京錠でもよく、箱にはいくらでも鍵をかけられる。
しかし、あなたが持っている南京錠の鍵を、取引先は持っていない。
そして「南京錠のかかった箱」と一緒に「鍵」を送れば、当然,箱は開けられ中身が盗まれる。
どうすれば安全に宝石を郵送できるだろうか?
・ヒント:「箱にはいくらでも鍵をかけられる」
と、こんな問題が満載です。
ひとつ、答えに納得がいかない(理解できない?)のが「不可能な数字当て」という問題。
[不可能な数字当て]
AとBの2人で数字当てゲームをする。
2人にはそれぞれ連続する2つの自然数(正の整数)が与えられる。
しかし相手の数字はわからない。
お互いにコミュニケーションもとれない。
例えばAに20、Bに21が与えられたとすると、
AはBの数字が19か21ということしかわからない。
BはAの数字が20か22ということしかわからない。
ゲーム開始から1分ごとに鐘が鳴る
鐘が鳴ったら2人は「相手の数字を推測して言う」か「黙って待機する」かのどちらかを選ぶ。
どちらかが「相手の数字」を言った時ゲームは終了し、当てた場合は勝利、外した場合は敗北となる。
確実に勝てる戦略があるのは、数字が大きい方と小さい方のどちらか?
という問題。
Aが1、Bが2 といったケースから考え始めるのだが、この場合0はあり得ない(正の整数ではない)のでAはBが2であると分かる。
BはAが1か3のどちらかわからない。
1回目の鐘でAの勝ち。
Aが2、Bが3 の時は、AはBが1か3、BはAが2か4ということしかわからない。
Bが1なら「Aは2だ」と言うはずなので、Bが1回目で答えない時はAにはBが3だとわかる。
2回目でAの勝ち。
Aが3、Bが4 の時は、AはBが2か4、BはAが3か5ということしかわからない。
AもBも1回目は答えない。
Bが2なら「Aは1か3だ」と考えていたはずなので、1回目でAが答えない時はBにはAが3だとわかる。
Bが2なら、2回目で「Aは3だ」と言うはずだが、実際はBは4なのでBは答えない。
Bが2回目も答えない時は、AにはBが4だとわかる。
3回目でAの勝ち。
あっ!わかった(カモ)
もし、3回目でAが黙っていたら、Bが4の時にはAが5だとわかる。
数字が小さい方をnとすると、n回目で相手はn+1だとわかる。
しかし、自分と相手の数字の大小は時の運。
小さい数字を貰った方が必ず勝つというゲームでした。
まてよ、本当にそう?(なんか釈然としない!)
Aが20、Bが21の時AはBが19か21、BはAが20か22ということしかわからない。
1回目、両者だんまり。
2回目、両者だんまり。
3回目、両者だんまり。
4回目、両者だんまり。
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黙っていることで、何がわかったのか?(˘•ω•˘)??ウーン
「Aが20、Bが21の時AはBが19か21、BはAが20か22ということしかわからない。」のでは?
どちらかが、1,2,3のどれかの数字を持っている可能性がある時にしか確定できないのではないでしょうか。
思考回路が壊れそうなので、スイッチ・オフ· (*ᴗˬᴗ)