林宏文のレビュー一覧

  • TSMC 世界を動かすヒミツ

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    今、最もホットな半導体業界で圧倒的な成功を収めている会社の勝因研究である。30年間この業界とこの会社を見てきた台湾の著名ジャーナリスト林宏文が満を持して書き上げたTSMC分析の傑作だ。
    アメリカと中国のデカップリング、’22 米CHIPS法施行、コロナによるサプライチェーンの綻びなど地政学的要因で、台湾のTSMCは半導体の受託製造工場をアメリカや日・欧に分散することを始めた。米アリゾナ州、日本の熊本、シンガポールやヨーロッパなどへ莫大な補助金付きの本格的な工場進出である。
    かつて日本の半導体産業は世界を席巻しアメリカとの貿易摩擦で衰退したが、日本は大企業の一部門として設計・製造・製品と垂直展開

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    2024年07月19日
  • TSMC 世界を動かすヒミツ

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    台湾の半導体産業躍進の秘密を明らかにして、
    今、台湾-日本-韓国-米国の「世界戦略モデル」が一新される

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    2024年06月11日
  • TSMC 世界を動かすヒミツ

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    TSMC設立からの歴史やUMCとの関係など知らないことも多く、最近の状況も整理されていて、良い読書になった

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    2025年01月05日
  • TSMC 世界を動かすヒミツ

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    TSMCの研究開発部門が3交替性で対応する夜鷹部隊、日本の半導体関連の助成金より多い研究開発費など、他社の追随を許さない理由がわかった。
    日本には割と好意的な記載が多いが、ラピダスの行く末に疑念を呈しているのは、TSMCがIBMの技術協力ではなく、自社開発を選択してブレークスルーした事も関係あるのかな。

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    2024年11月17日
  • TSMC 世界を動かすヒミツ

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    その名を聞かない日がないほど重要な企業であるものの、実態は何も知らないので読んでみた。
    まず設立されてから40年にも満たない企業であること、にも関わらず時価総額の世界ランキング10-12位に位置し、純利益では4位、先端半導体の世界シェアは9割を握るという驚異的な成長を遂げたことに驚いた。

    半導体は高度な技術と非常に多くの工程を要する製品なため、設計と製造の分業が進み、tsmcは製造に特化したファウンドリーという形態をとる。製造と言っても設備投資や研究開発には莫大な資金投入が長期的に必要となる。1976年には台湾がアメリカラジオ会社からの技術供与を受けている。1980年に新竹サイエンスパークが

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    2024年08月24日
  • TSMC 世界を動かすヒミツ

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    友人の読書記録から興味をもったので。台湾人の筆者による半導体ファウンドリーのTSMCに関するビジネス書。歴史、業界、企業文化、経営方針などについて、当然、地政学についても、たっぷりと書かれている。台湾を守るものは軍事力だけではなく世界の要である半導体産業だ。繰り返し書かれていることに、TSMCのコアは技術集約型産業で比類なき競争力を獲得していること、そのエンジンが台湾人エンジニアのコストパフォーマンスにあることだ。台湾からみた世界情勢や日本・日本人についての記述も興味ぶかい。

    技術に投資し人を鍛え競争に勝ち事業を育て報酬を払う、というサイクルを長期的に繰り返す、基本的だと思うが日本でそのよう

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    2025年02月09日
  • TSMC 世界を動かすヒミツ

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    TSMCの成長の歴史が一挙に読める。ファウンドリービジネスを見極めた先見性、インセンティブの高い報酬体系や結果と責任を猛烈に求める社風、政治から始まり、政治にも翻弄される歴史など、が学べました。

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    2024年10月12日
  • TSMC 世界を動かすヒミツ

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    密度が濃い本。会社が作られる前から、どういった思想から作られたか、どういった人が作ったのかを語ってくれている。

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    2024年08月09日