ダニエル・フライシュのレビュー一覧
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物理の入門書に定評のある著者による,シュレーディンガー方程式の理解に特化した教科書。多くの量子力学では飛ばされやすい数学的背景に詳しく,副読本に良い。Posted by ブクログ
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物理を記述するのに欠かせない,ベクトル解析とテンソル解析の参考書。本書のレベルは広くとられており,力学の初歩から一般相対性理論までカバー可能である。
中でも,第4章にある「共変ベクトル」と「反変ベクトル」の違いについての解説が優れていると思う。Posted by ブクログ -
これまで物理を学ぶ中で、テンソルなかでも反変や共変という言葉が出てくると、思考停止していたが、この本の噛み砕いた説明で、なんとか理解できるようになった。
ベクトル解析は復習だったが、よりベクトルの本質に近づけた。特にラプラシアン。
4章 共変ベクトル成分と反変ベクトル成分が本書の肝。非直交座標系...続きを読むPosted by ブクログ -
シュレディンガー方程式の導出法や、方程式の解の数学的な導き方を解説する良い本だと思います。しかし数学の解法に特化しているため、単に方程式を解くとこうなるという、大学の数学の授業を思い出す味気無さかな。
現実の実験・観察結果解釈が、複素数という概念を使って導出された方程式を数学的に切り貼りすることで可...続きを読むPosted by ブクログ