キム・ソンジュンのレビュー一覧

  • エディ、あるいはアシュリー
    どの短篇にも格言があって楽しく読める
    特に『海馬と扁桃体』、成功した老人と貧しい中退した高校生
    金持ちになったが幸せとは縁遠かった老人は終活で1冊のコリン・ウィルソンを譲ることになった若者と知り合う
    ふたりの会話がシニカルだけどユーモアもある
    『木の追撃者、ドン・サパテロの冒険』など主人公たちは少し...続きを読む
  • 連理の枝
    雨の日の帰り道、水しぶきをかけられた車に空き缶を蹴りつけたら見事に当たり、降りてきた男性と口論に。
    その男性が、入院中の向かいの部屋に検査入院してきて。

    韓国らしいなぁと感じる場面がちらほらあり、これは映像のが楽しめるかな。

    好きなのに、好きだと言えないってつらいですね。
  • 連理の枝
    本棚の奥に眠っていた1冊。映画のノベライズ、というまさにそんな感じ。伊坂作品を見たあとからだからか、ちょっぴり物足りなかったです。でも最後の、エピローグはよかった。生まれ変わってもあなたを見つける、ていいなあ。彼に会いたくなりました。