キム・ソンジュンのレビュー一覧

  • エディ、あるいはアシュリー

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    ネタバレ

    過去と現在、希望と絶望、生と死など、相反するけれど切っても切れないものを描いている。
    人々のさまざまな苦悩は、容易には想像できないものもあった。自分が経験していないからといって社会に問題が無いことにはできない。自分には無い視点であったり、どういう意味だろう、どういう感覚だろうと探りながら読むのは刺激的な時間だった。
    現実的でありながら幻想的でもあって、何が起きるのか先が読めないところも良かった。共通して魂の話をしているのも興味深く、うわべではない心を浮かび上がらせている。そこにはあたたかくきらめく核となるものが眠っている……そんなイメージを持った。
    特に「海馬と扁桃体」は忘れられない作品になり

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    2025年09月02日
  • エディ、あるいはアシュリー

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    国籍不明な感じ。良い意味で「韓国文学っぽさ」がない。
    短編集だが、作品によってかなり色が違った。どれも新鮮で面白く読めたし、読後の余韻もあり、良質な読書体験だった。
    邦訳は今のところこの一冊?他の著書も読みたい!

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    2025年05月29日
  • 連理の枝

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    雨の日の帰り道、水しぶきをかけられた車に空き缶を蹴りつけたら見事に当たり、降りてきた男性と口論に。
    その男性が、入院中の向かいの部屋に検査入院してきて。

    韓国らしいなぁと感じる場面がちらほらあり、これは映像のが楽しめるかな。

    好きなのに、好きだと言えないってつらいですね。

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    2017年10月17日
  • 連理の枝

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    本棚の奥に眠っていた1冊。映画のノベライズ、というまさにそんな感じ。伊坂作品を見たあとからだからか、ちょっぴり物足りなかったです。でも最後の、エピローグはよかった。生まれ変わってもあなたを見つける、ていいなあ。彼に会いたくなりました。

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    2011年06月21日