榊󠄀淳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本で言いたいこと。
最も価値のある顧客セグメントを割り出し、そのターゲット顧客に焦点を当てた施策を行うべき。
大抵の企業は顧客の細分化が不十分
良い戦略とは「誰に何をするか」が明確。
誰に:自社のサービスを最も喜んでくれそうなターゲット顧客を見極める
何をするか:ターゲット顧客が喜んでくれそうな商品やサービスを提供すること
商品セグメント別のデータが重視されているケースが多いが、本当に大事なのは顧客セグメント別。
LTVを正しく活用できていないケースが多い。
キャンペーン全体が黒字だとしても、その中にはLTVが黒字の顧客と赤字の顧客がいることがある。
顧客を平均で見るのではな -
Posted by ブクログ
…それは、事業が成長するためのアイデアは社外にあるのではなく、社内にあることが多いからです。
事業が期待通りに成長していないということは、社内の総意として実行されている戦略や施策が間違っているといえます。しかし、だからといって社員それぞれが考えている戦略がすべて間違っていると捉えるのは、いささか短絡的です。その時点では実行に移されていなくても、それまでの事業の経緯や課題を内部から知っている社内の誰かが、事業を画期的に成長させるヒントやアイデアを持っていることが多いのです。
一休には現在エンジニアが約60人、データサイエンティストは3人います。
一休の場合、既存顧客のCVRが15% -
Posted by ブクログ
■経営とは”誰に””何をするか”である
常に最初の問いは「誰に」。相手が決まっていないのに「花束を贈ろう」とは決められない。
■「データ」はほとんど「顧客」
・データは隠れた顧客心理を教えてくれる
ホームページに来訪した、商品を閲覧した、購入した、といった顧客行動データから、どこが良い/悪いを検証することができる
(例)特定ページでの離脱率が高いから、そのページの作りがよくない
・セグメント分けしたデータ分析で、顧客を深く理解できる
(例1)
現場では好調という手応えがあるが、データの結果は芳しくない。更にデータを分析すると「利用目的(レジャー)」は好調だが、「利用目的(出張)」が不調