槐のレビュー一覧

冬嵐記 福島勝千代一代記 4

槐 / 上條ロロ

終わってしまった、面白かった。
読み始めたときはキャラの方に興味があったけど、段々この時代の史実の方も知りたくなってきた。
背景とか知ってないと名前を覚えられないし（泣）

出てくるのは血気盛んなおっさんばかりなのに、面白いから何度も読み返しているシリーズ。
続編も書籍化しますように！

冬嵐記 福島勝千代一代記 3

槐 / 上條ロロ

じいやと傾城（女難）の美男登場。

冬嵐記までは一般的なラノベっぽくサクサク読める。
でもシリーズが進むごとに視点が広がり、登場人物や駆け引きも増えて、歴史音痴なこちらにはどんどん難しくなっていく。
主人公も徐々に思考がその時代の人っぽくなっていって、むしろ冬嵐記の頃が恋しくなってくる。まだこの頃は親近感が湧くというか。

でも面白いから追いかけたい。

冬嵐記 福島勝千代一代記

槐 / 上條ロロ

はっと気づけば戦国の世に生まれ変わっていた、というなろうでは割と見かける設定の書籍化。
主人公は歴史に全く明るくなく、自分が誰なのかもわからない。
という境遇。

なろうで軽い気持ちで読み始めたら面白くてハマってしまい、さらには本まで買ってしまった。
勝千代さま、頭よすぎる。

冬嵐記 福島勝千代一代記

槐 / 上條ロロ

[ポテトチップス]

最も続きが読みたい作品

WEB掲載版に出会ってから、更新され次第欠かさず読んでいる自称ファンの一人である。

重い雰囲気で始まるものの、物語全体があまり悲しい雰囲気にならず、読み進めるのに苦労は感じられない。
本作では逆境の中、前向きに、周りの協力を得ながら生きていく主人公の姿が描かれている。
いわゆるチート能力を主人公は持っておらず、それがかえって物語の魅力を際立たせていると感じた。

すべて主人公視点で物語が進行するため、客観的な状況が分かりにくいかもしれないが、
それらは追々明らかになるだろうと思って読み進めて構わない。

この作品を読んでみようといただける方の参考となれば幸いである。