夢見夕利のレビュー一覧
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匿名
ネタバレ 購入済みミゼリアが直した魔法陣、単に上から塗られたスプレーを落とすだけではなくて
一度下の魔法陣ごと剥がしてから描き直しているのでしょうか? -
Posted by ブクログ
ネタバレ『魔女に首輪は付けられない2』は、前巻で提示された世界の歪みを、より深く、より静かな筆致で掘り下げていく一冊だ。物語は派手な展開に頼ることなく、魔女という存在が社会の中でどのように管理され、恐れられ、そして理解されないまま生きているのかを、重層的に描き出している。
特に印象的なのは、「首輪」という装置が単なる抑圧の象徴ではなく、秩序と安心を求める人々の善意の延長線上にあるものとして描かれている点だ。そこには明確な悪は存在しない。むしろ、誰もが「正しい」と信じて選び続けた結果として生まれた不自由さが、静かに、しかし確実に人の心を蝕んでいく。その構図は現実社会とも強く共鳴し、読者に安易な断罪を許さない。
主人公・ローグの在り方もまた、この巻でいっそう深みを増している。彼の選択は決して万能ではなく、常に迷いと痛みを伴う。それでもなお、誰かを一方的に救うのではなく、共に立ち、共に苦しむ道を選ぼうとする姿勢には、確かな誠実さと希望が宿っている。その希望は声高ではないが、だからこそ強く、静かに胸に残る。
全体を通して感じられるのは、救済を安易に描かないという作者の覚悟だ。苦しみは簡単には消えず、世界も急には変わらない。それでも、人と人との関係の中にわずかな光を見出そうとする視線が、この物語には確かに存在する。その抑制された温度こそが、本作を単なる暗い物語ではなく、読後に深い余韻を残す作品へと押し上げている。
『魔女に首輪は付けられない2』は、重く、厳しい問いを投げかけながらも、人が人であろうとする意志の尊さを静かに肯定する物語だ。読み終えたあと、その重みが確かな手応えとして心に残る、誠実で力強い続巻である。 -
購入済み
受賞作のコミカライズ
原作のラノベは電撃大賞受賞作だそうである。原作は未読であるが、ストーリー展開がしっかりしているのは頷ける。納得の出来である。ただし、説明文が長めなどコミカライズにつきものの問題点が出ているのがやや気になる。絵柄はしっかりとしていて綺麗に描きだされている。
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Posted by ブクログ
ネタバレ国を牛耳っている貴族から殺人者が出たとあっては沽券に関わる。かといって捜査局は立ち位置が貴族の傘下のため、堂々と操作することはできない。体裁を気にしなければどれだけの人間を救えたか。ローグの怒りはどれほどのものだったろう。
出でくる魔女は恐怖の対象だけあって、皆曲者揃い。カトリーヌが特に頭一つ抜けてるような気がする。罪悪感が快感に感じるなんて手のつけようがない…。
ああて死んでから時間操作をすることで首輪を外すというミゼリアの策はなるほどなと思った。ミゼリアは自由の身となったわけだが、なんだかんだでローグを気に入っているし、今後も手助けをしてくれそう。