木梨憲武のレビュー一覧
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【木梨憲武自伝 みなさんのおかげです】
中学の頃からテレビでよーく見てたくさん笑わせてもらったとんねるずの木梨憲武さんの自伝。
還暦を迎えられた憲さんの生い立ちから今何を大切に生きているかを知ることが出来ました!
とんねるずを知る機会となったのは、中学生の頃に夕方の番組『夕やけニャンニャン』ですが、とにかくパワフルな二人を毎日のように見るようになりました。
そう言えば、授業の休み時間にとんねるずの話やシングルレコードを買ったと喜んでいるクラスメイトがいたなぁ。
私はオールナイトニッポンを楽しみにしていました。深夜1時から3時まであっという間に過ぎていって、大抵はほんの少し仮眠して通学、 -
Posted by ブクログ
とんねるず。この人達もバブルという時代に愛され
それを全力で駆け抜けたコンビです。
しかも猛烈なパワーを持って、です。
お笑い芸人が、その番組名に付けられたいわゆる
「冠番組」はこの人達が最初だろう。
漫才師でもなくコメディアンでもなく、でも歌手で
あり、タレントでもある真のエンターテイナーです。
そんなコンビの一人である木梨憲武氏が自身の人生
を振り返ります。
予想はしていましたが、ここまで時代に愛されてい
たとは驚きです。
何も考えずに突っ走ったわけではないですが、特に
計算したり目標を定めて今の地位を気づいたわけで
はないようです。
あえて言うなら「なんか面白いことないかな -
Posted by ブクログ
とんねるず木梨憲武a.k.a.ノリさんの自伝。レギュラー冠番組の終了、ダウンタウンとの共演NG説、伝説のいいとも最終回の舞台裏、とんねるず解散の噂など話題は多岐に渡る。天性のポジティブ性ゆえなのか、いかなる場面でもシリアスな本音を明かさなそうな感もあるこの人だが、本書の中ではそんなイメージを覆す形で冷静に自身の半生を振り返っているのが興味深い。どちらかというと相方の石橋貴明の方がそういう目線を持ち合わせていると勝手に思っていたので意外だった。とんねるずが日本お笑い史や日本芸能史における特異点なのが改めて分かる個人事務所やテレビ局とのエピソードが本人の口から(筆から?)語られて書籍として残された
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Posted by ブクログ
著者の幼少期の思い出から、「とんねるず」の結成、芸能界での活躍から現在に至るまでが語られています。子供の頃からの性格形成、学生時代の出会い、仕事の毎日。苦労も多かったでしょうに、それを楽しい思い出と振り返る著者の強さが表れています。友人や仕事で出会った人を大切に想い、縁を大切にしてきたことから、いろんなことが上手くいったり、上手くいかなくても何とかなったりしたり。そんな著者を多くの人々が関わって支えていくことで、現在に至っているということが分かります。今なお不透明な時代が続いていますが、そんな閉塞感を打ち破っていく強さを、楽しく頑張っていくことの希望を感じさせていただけました。