伊勢谷友介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初めて会ったのは、当時活動していた岡山県の現場にわざわざ来てくれたとき。この本で言えば、ちょうど飯館村のエピソード前後である。芸能人然とせず、気さくな同年代としてフラットな付き合いをさせてもらっている。
彼の人間性について、その来歴を知る機会があまりなかった。俳優という仕事をしていると、映画やドラマの撮影に入ると別人格のようなゾーンに行ってしまい、なかなかコミュニケーションしづらい状況になる。苛烈な印象を与える憑依型俳優としての一面と、日常の彼とのギャップは魅力でもあり、付き合い方が難しい面もあった。
それとともにオイラ自身とも共通する一般社会とは馴染まない部分が、家庭環境や教育、世界を放