吉川祐介のレビュー一覧

  • バブルリゾートの現在地 区分所有という迷宮

    購入済み

    必読です

    ルポを探してて行き合った本。失礼ながら著者のことを知らずダメ元であったが、現代の社会に問われている問題を表している。必読!

    #タメになる

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    2025年06月30日
  • バブルリゾートの現在地 区分所有という迷宮

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    区分所有型ホテルという形態を初めて知った。ホテルの区分所有者として運営事業者から賃料を徴収するが、ホテル事業が廃業すれば、物件の解体も全持分者の合意が取れずに解体できなくなる上に、賃料も取れないまま固定資産税だけが発生する仕組みである。不動産に対する絶大な信頼があったバブル期に多く生み出された形態ではあるが、買い手の理解が不十分なまま社会に出回ってしまったものであると言える。越後湯沢の苗場周辺の会員制リゾート施設も、同じように解体もできず、管理費も払われないまま施設だけが老いていく状態にある。身近な事例から不動産を考える機会となった。

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    2025年04月09日
  • 限界分譲地 繰り返される野放図な商法と開発秘話

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    資産価値が全くない土地を冷静な視点で語る本。主題は勿論土地問題であるが日本の人口問題や街づくりにも関わってくる重要問題である。果たしてこれらの土地は今後どのように変遷していくのか。YouTubeの動画と共に読むとより楽しめるかと思います。『限界ニュータウン』もおすすめ。

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    2024年04月21日
  • バブルリゾートの現在地 区分所有という迷宮

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    バブルの遺産でもある、リゾートマンションの現在をいろいろと紹介しています。大半は廃墟同然な例が多いですが、稀になんとか持ち直しているケースも紹介されてます。リゾートマンションという事で、生活必需品ではない、贅沢品というのもあって、あまり大きな問題にもなりにくいです。

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    2025年11月04日
  • バブルリゾートの現在地 区分所有という迷宮

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    負動産ではないが、湯沢町にマンションを持っていた身としては、大変興味深く面白かった!

    丁寧な取材に好感が持てた。

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    2025年07月02日
  • 限界分譲地 繰り返される野放図な商法と開発秘話

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    投機目的を中心に郊外に開発された分譲地。その多くはバブル期以前の昭和の時代から。
    千葉県北東部の限界分譲地に実際に住む筆者。タダでも良いから処分したい不在地主。私道、施設の水道等を巡るトラブルなど。
    人口減少の限界集落とはまた異なる問題提起。

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    2024年07月16日
  • 限界分譲地 繰り返される野放図な商法と開発秘話

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    千葉県のニュータウンを中心に不動産の現状を説明。
    内容は初心者でもわかりやすいように書いてあり、スっと入ってくる内容。

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    2024年04月25日
  • 限界分譲地 繰り返される野放図な商法と開発秘話

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    著者のYouTubeチャンネルとも被る内容も多いが、改めて書籍で読んでも面白い。
    一読して印象深かったのは↓

    都市の収縮は必ずしも都市の外側から進むとは限らず、虫食い状に都市が衰退、空洞化していく都市のスポンジ化現象
    →当たり前だけど、都市部に住んでいるからといって、今の住環境が変化しない保証はないことを認識しました。

    日本人の新築信仰は、住宅が生活スタイルやインフラ変化に追いついていないため、満足できる設備を求めると新築を求めることになる
    →中古物件をうまく再利用できればよいと思うけど、例えば、浴室乾燥機とかコンセントの数の問題とか、今の生活スタイルを充足する中古物件はそう多くなさそう。

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    2024年04月04日
  • バブルリゾートの現在地 区分所有という迷宮

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    限界分譲地取材の第一人者が、共有型リゾートの現在を丹念な取材をもとに、その構造的問題まで炙り出している。

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    2025年08月23日
  • 限界分譲地 繰り返される野放図な商法と開発秘話

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    自ら千葉県横芝光町の「限界分譲地」に住む筆者が、限界分譲地の成り立ち、現状、将来について分析、解説する。

    副題に「繰り返される野放図な商法と開発秘話」とあり、表紙裏の内容紹介にも編集者による如何にも出版元らしい大上段からの大げさな文言が書かれているが、中身を読んでみれば、筆者自身が「結局僕は一体誰に向けて問題提起をしているのか、自分でもわからなくなる時がある」と書いているように、敢えて付け加えるなら「一体誰に対して「何を」問題提起しているのか」筆者の問題意識もあいまいで、書かれている内容に誤りはなく分析も妥当だと思うが、大半の読者にとっては同じような事例が全国各地に起きつつあるのだな、という

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    2025年07月14日
  • 限界分譲地 繰り返される野放図な商法と開発秘話

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    YouTubeを観て興味を持ち、著書も読んでみた。限界ニュータウンの様相を綿密な取材や、実際に住んでいる体験も交えて語っている。

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    2024年07月14日
  • 限界分譲地 繰り返される野放図な商法と開発秘話

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    「限界ニュータウン」のブログを発信し続けている著者。

    1970年代くらいから、郊外の土地がおそらく無計画で投機目的で購入され、塩漬けになっている現状。限界、という言葉から山奥とかな気がするのだけど、実のところ筆者は千葉県の北部、距離的には「都心」から然程でもない場所を中心に考察している。

    まあ、売る方も買う方も、前後の検討なく、一時の金に踊らされたって感じ。原野商法という言葉は、若い人たちはあまり聞いたこともないだろう。

    投機ってことは、値上がりしたところで売って儲けるというつもりだったのだろうが、このご時世ではそれも難しい一方で、如何にもこうにもただ塩漬け状態が続くところと、それでも新

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    2024年06月09日
  • 限界分譲地 繰り返される野放図な商法と開発秘話

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    インフラの集中化から外れたエリアは早晩限界分譲地・別荘・リゾートマンションとなって行く。

    荒廃からの治安悪化や鳥獣の増加は避けられないが、それを防ぐだけの財政・人材等の余裕はとうにない。

    そもそも明治以降の人口バブルが崩壊した今、その後片付けの特効薬は誰一人持ち合わせていないのが現実だ。

    ジュンク堂書店近鉄あべのハルカス店にて購入。

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    2024年03月11日
  • 限界分譲地 繰り返される野放図な商法と開発秘話

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    限界分譲地の深掘り分析が鮮烈。抑制的な筆致で問題を浮き彫りにし、読後は思索にふける。言葉の重みと洞察に圧倒された。

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    2024年01月24日