白壁達久のレビュー一覧

  • 諦めないオーナー プロ野球改革挑戦記

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    宮内義彦氏は、平成実業界の屈指の経営者。野球好きであることはおそらく間違いないのだが、プロ野球界再編問題に揺れた時期に、当事者としてもオーナー側の重要な役割位置にいた人で、その人のオーラルヒストリーには、大変高い価値がある。松田耕平は故人だし、ナベツネも堤義明も重光昭夫もおそらく今後著書を出すことはないだろうから、オーナーから側の正史。一読せざるを得ない。

    球団を買う、強くする、イチローが出てきて出ていく、失敗する、連覇する強豪になる、というところとか、自分語りはものすごく野球好きなおじいさん感出てて、(勝手に冷酷な人間だと思ってるけど)愛嬌がある、そこもまた凄み。

    1935年生まれで出版

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    2024年11月06日
  • 諦めないオーナー プロ野球改革挑戦記

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    熱いなー
    優れた経営者ということは
    何となくは把握していましたが、
    これだけ野球愛が強いとは
    知りませんでした。

    会社の宣伝のための球団でしょ?
    と思っていたが、
    それはあながち間違いではなかったようで、
    そういうのも赤裸々に書いてます。
    でも、それだけではなかったのですね。
    経営者としての視点でのプロ野球論。
    面白かったです!

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    2024年11月03日
  • 諦めないオーナー プロ野球改革挑戦記

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    ミスタープロ野球ビジネス

    ■概要
    オリックスの元オーナーである宮内氏による球団経営との関わりを自ら記した内容。
    ・阪急→オリックスへの買収、
    ・監督人事
    ・震災と神戸残留
    ・球界再編と大阪移転
    ・独立経営≒黒字化、vs成長&勝利の難しさ
    ・プロ野球全体への提言
    などがまとめられている

    長期間に渡りオーナーを務めただけではなく、オーナー会議へのコミットという点でも、オーナーの中では特筆すべき方。長嶋さんがミスタープロ野球なら、宮内さんはオーナー界・ビジネス面のミスタープロ野球と言えるだろう

    ■評価
    思っていることをより鮮明にしてもらえた、経営者として、球団オーナーとしての考え方が臨

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    2024年09月26日
  • 諦めないオーナー プロ野球改革挑戦記

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    34年間プロ野球の球団オーナーだった経営者視点からの野球ビジネス。
    阪急ブレーブスの衝撃の身売り。買収したのはリース会社のオリックス。あれから既に34年が過ぎたのは驚き。オリックスもブルーサンダー打線からイチロー、仰木マジックその後の低迷を経てパ・リーグ3連覇。
    独立採算を目指し試行錯誤する中からGM制選手の育成へとシフト。交流戦やパ・リーグ一括での放映権の譲渡など。オーナーの果たした役割は実に大きい。
    選手や監督からとはまた違った経営の視点からのプロ野球史。

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    2024年07月04日
  • 諦めないオーナー プロ野球改革挑戦記

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    オリックスのオーナーを30年以上勤めていた宮内義彦の自伝。

    オーナー会議は35年間皆勤だったらしく、球団経営への愛と情熱を感じた。
    何より、ここ数年成績で結果を出しているので、説得力があった。

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    2024年05月31日
  • 諦めないオーナー プロ野球改革挑戦記

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    オリックスバファローズのオーナーを長く務めていた宮内さんが、自身の球団運営を振り返る一冊。
    ブレーブス買収の経緯から、最近のオリックス3連覇まで、時代を追って当時の考えや出来事について記述されている。
    買収当初は広告宣伝の代わりに考えていた球団保有が、徐々に考え方を変えていった経緯を正直に書いているという印象。以前の自分を明確に間違えていた、と言っており、この年齢の社会的に成功した経営者がそのように言えるのは素直に凄いと思った。
    もう少しいろいろと踏み込んで書いて欲しかった気はするけれど、とても興味深く読むことができた。

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    2024年05月06日