アンソニードーアのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まだナチス・ドイツが台頭してくる前の時代。
パリの国立自然史博物館の錠前主任を父に持つマリー=ロール・ルブランは幼い頃に目木見えなくなる。手先が器用でさまざまな難解な鍵を作る父は彼女の為に正確な街の模型を作り、マリー=ロールはその模型を手で辿る事で街の構造を覚え、盲目でも目的地まで街中を歩けるようになる。
一方でドイツ、エッセン地方のツォルフェアアインという炭鉱の街では炭鉱夫だった父を落盤事故で亡くしたヴェルナー・ペニヒと妹のユッタ。二人は孤児の集まる施設で育つが、ヴェルナーは科学に興味があり、ラジオを自作して遠い異国から流れてくる電波を受信して妹と二人で夢中になる。
ナチスが台頭してくる -
Posted by ブクログ
ネタバレビルゲイツのおすすめ。
まずはNetflixで。マークラファロは私の好きな俳優さんの1人です。
彼が出てる映画は面白いものが多いです。
その後に観たNetflixのドラマ、マニフェストでこの本がずっとテーブルに置いてあった。
それで気になり、今更ですが本も読むことにしました。
いつも思いますが、日本語で読めることに感謝です。
翻訳家さん、ありがとうございます。
見えない光とは、つながり。
悪い空気も同調させる空気もある。思想。
ネット、ラジオ、亡くなった人達。
自分の時間、人生を一生懸命に生きる。
自分の意思で。
国家や誰かの駒では無く。
何年、生きたかでは無く、自分の人生を生きたか。 -
Posted by ブクログ
WW2の時代。盲目の少女マリーとドイツの若い兵士・ヴェルナーのラジオを通した物語。
「空気は生きたすべての生命、発せられたすべての文章の書庫にして記録であり、送信されたすべての言葉が、その内側でこだましつづけているのだとしたら。」
印象に残った場面は、戦争が激化していく中でドイツ国内でフランス語を使うことをためらうエレナ先生。戦争終結後ユッタ(ドイツ人)がフランスへ行くとき、拙いフランス語を使うことでドイツ人とばれるのを恐れる描写の対比。
また、ユッタがフランスのサン・マロで見た銘板(あれは実在だそうです)。そこにドイツ人兵士の名前はない。立場が変われば見えてくるものも違う。
ただ、1つ1