男子高校生が「小五女子を猫として飼う」という尖りすぎる設定を、西先生ならとことん活かしてくれるだろうという期待感を胸に読み進めることになりましたが、本作品はそんな背徳的ニッチな設定に留まりません。シリアスなミステリであるとともに、青春ものであり、異能バトルが描かれるファンタジーであり、そしてほんのり(?)エロティシズム風味漂う官能描写というエンターテインメント小説のクリティカル要素満載なもので、予想以上に手に汗握る展開を楽しめました。そして、三者三様のヒロインたち可愛いですね。第2巻も楽しみにしています。