東圭一のレビュー一覧

  • 奥州狼狩奉行始末

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    ネタバレ

    大切な藩の馬が次々狼に襲われ、狼狩奉行として役目についた主人公が、違和感を覚えつつオオカミ狩りをするものの、1匹しか捕えられない。

    その後も、馬が襲われたと知らせを聞く中で、これまでのことを調べあげて謎を解いて行くところや、途中出てくる伏線も読み取れて、とてもたのしかった。

    最後、主人公が父の仇と対面したところで、一度は敵と誤解していた狼が助太刀するかのように現れるシーンには胸が熱くなった。



    最後、主人公が次男坊ながらお役目を二つ引き受ける時、困難な運命ながら誰かが手を貸してくれる気がした…。というシーンで、相手に対して迷わず頭を下げ礼を尽くすことで、巡り巡って自分に帰ってくることが

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    2025年10月20日
  • 奥州狼狩奉行始末

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    父の死、兄の病気、狼狩奉行の御役と困難続きの主人公が次々と大きな仕事を成していくストーリーに引き込まれ、一気に読みました。黒絞りとの絆には「狼子どもの雨と雪」も思い出して、涙してしまいました。

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    2025年10月01日
  • 奥州狼狩奉行始末

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    朝日新聞の書評欄で紹介されていて、興味を持ち読みました。楽しめました。

    背景は江戸時代。馬産が盛んな地域にとって狼害は深刻な問題。そのため、奥州には狼を狩る狼狩奉行が存在した。岩泉亮介はその狼狩奉行に就くよう藩から申し渡された。

    彼の父は3年前に非業の死を遂げ、兄が家督を継いだが病で寝たり起きたりのため、登城できないでいた。そのため、次男の彼がその役に就く。

    狼害を起こしている狼の群れは「黒絞り」という見たこともない大きなリーダーに率いられている。この「黒絞り」は頭が良く、人間が仕掛けた罠にははまらない。そこで、色んな人の力を借りながら、「黒絞り」を追っていく。
    でも、そうしている内に父

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    2025年11月02日
  • 奥州狼狩奉行始末

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    ネタバレ

    狼狩奉行についた亮介、狼狩りを工夫するうち、父の死の真相にも近づき、密馬の不正を暴き出す。「黒絞り」という狼の頭の親分としての格の立派さには感心していたので、最後に亮介が矢を抜く場面はぐっと込み上げるものがあった。

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    2024年03月06日
  • 奥州狼狩奉行始末

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     黒絞り、カッコいいね❢

     亮介は前向きに進むことで、近くにいる人達により活かされ、成長してゆく。
     
     現代に通じる内容である。

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    2025年09月02日
  • 深川青春捕物控二 家族の形

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    202502/シリーズ二作目。事件パートはご都合的微妙さもあるけど、雄太達の成長やそれぞれの強みをいかした活躍は面白い。

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    2025年05月15日
  • 深川青春捕物控一 父と子

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    202501/物語始める為のお膳立て的な都合良い展開描写が続くけど、わかりやすく読みやすいし、キャラもよく面白かった。続きが楽しみ。

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    2025年05月15日
  • 奥州狼狩奉行始末

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    ネタバレ

    江戸時代、東北の馬産が盛んな地域にとって、狼による被害は由々しい問題であり、そのため、狼狩りの役目を行う狼狩奉行が置かれていた。
    岩見亮介は、3年前、その任務執行中に転落死した父•源之進の後を継ぐことになる。本来、父の家督を継ぐはずの兄•寛一郎は病に伏せっていた。
    狼の群れは「黒絞り」と呼ばれるとてつもなく大きい頭目に率いられ、簡単に退治できるものでなかった。 
    その「黒絞り」一族を追い、被害状況を調べるうちに、父の死の真相、藩の野馬別当の不正や悪巧みが浮かび上がってくる。
    狼との戦いを主眼においた小説かと思いきや、父の死の謎を追い、隠れていた悪を倒すという勧善懲悪時代劇になっている。
    また、

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    2025年03月10日
  • 奥州狼狩奉行始末

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    バティー物・チーム物と言うにはあまり友情やチームワークを描いていなく、緊迫感のないままま事態はサクサク進むので、あまり面白くなかった。ただ、狼狩奉行という役が本当にあったかどうか分からないが、あったのだろうと思わせるほど詳細に書いてあった。あと、登場人物が多すぎて、途中誰が誰だかわからなくなるのが難点。

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    2024年09月19日
  • 奥州狼狩奉行始末

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    装丁がいい。本の雰囲気と合ってる。私好みの内容。ミステリー要素もあって、ほんわかする箇所もあり、それでいて押し付ける感じが無く心地よい。

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    2024年02月21日