北村厚のレビュー一覧

  • 大学の先生と学ぶ はじめての歴史総合

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    とても勉強になる本。

    先ず、歴史総合の考え方だが、歴史は過去から現在へとすすんでいるので、その順序どおりに学ぶべきだという「通史主義」が重視されていない。現代社会における課題から因果を紐解いていくアプローチなのだ。

    高校生向けだが、歴史総合は2022年度の学習指導要領改正によって新設された科目のため、今の学生じゃないと通らなかった道。通史にも良さはあるが、課題からの逆引きのような学びの方が実用的だと思う。

    なんで韓国と日本の今の関係は微妙なのか。なぜ、中国は模範から軽蔑すべき対象へと変わってしまったんだろうか。ヒトラーによる独裁は、民主主義の結果として生まれたのだろうか。

    ー イギリス

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    2025年06月07日
  • 大学の先生と学ぶ はじめての歴史総合

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    面白い問いも複数載ってる。高校生はもちろん、先生方にもぜひ。
    科学的探求学習のようになっている部分も多々あり、授業のイメージも湧いてくる。
    もはや、検定通っていただいて、これを教科書として使いたいレベル。

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    2025年03月17日
  • 大学の先生と学ぶ はじめての歴史総合

    Posted by ブクログ

    ドイツでは国民としての意識が先にあり、その後、統一国家が成立した。イタリアでは先に統一国家ができたが、国民としての意識は希薄だった。p.77

    日米修好通商1858には、アヘンの日本への輸入は禁止と書いてある。約20年前にアヘン戦争1840があったから。p.101

    ドイツの失業率。世界恐慌直後の1929年に10%、1930年に15%、1931年に25%、1932年に30%。ナチ党は1928年に議席数12、1930年に107、1932年に230、1933年に288。ドイツ人は失業して生活が困窮する中、ナチ党の経済政策に期待した。p.213

    日本には独裁者が登場せず、軍部が力を握った。p.22

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    2024年03月06日
  • 大学の先生と学ぶ はじめての歴史総合

    Posted by ブクログ

    現役の高校生の副読本としてはよくできてると思う。
    でも、高校生相手でもタメ口口調にする必要はなかったと思う。

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    2024年02月11日