作品一覧

  • 大学の先生と学ぶ はじめての地理総合
    4.0
    1~4巻1,760~1,980円 (税込)
    「地理は覚えることが多すぎる」「結局地理は暗記科目」そう思っているあなたに朗報! 「地理的見方・考え方」と呼ばれる地理の本質(本書ではたったの三つ)をつかんでしまえば、ロジカルに・楽しく理解することができるようになりますよ。 「学者の書いた本なんて難しそう」って? 大丈夫。本書の著者も元・地理嫌いでした(しかも方向音痴)。そんな著者が気づいた地理の面白さを、思う存分お伝えします。 各章末には大学入試の過去問&解説付き。 地理総合という未知の世界へようこそ! 【内容】 はじめに 序章 地理総合の見方・考え方をささえる3つの原理 <第1部 丸い地球と平たい地図 ──地図でとらえる現代世界> 第1章 そもそも地図ってなんだ? 第2章 地理情報システム(GIS)ってなんだ? 第3章 縮小し続ける世界 ──モノ・情報・人はどのように流れている? <第2部 文化の不思議を読み解く ──生活文化の多様性と国際理解> 第4章 文化の多様性はどのように生まれるの? 第5章 暑い地域と寒い地域の文化はなんでこんなに違う? ──気候と文化の関係 第6章 川の流れにしたがって世界をつかむ ──地形と生活文化の関係 第7章 産業の発展を地理的にみると? <第3部 世界がかかえる共通課題 ──地球的課題と国際協力> 第8章 地球的課題の根源には地理的な不均等がある 第9章 一人が得をすると皆が損をする ──環境問題のジレンマ 第10章 戦争のない世界はつくれるか? ──紛争と難民 <第4部 身近な問題は世界の課題でもある ──防災と地域調査> 第11章 自然環境と防災 ──災害が起こる仕組みを理解する 第12章 身近な地域を調べてみよう ──地域調査の考え方 終章 試験にのぞむ心得

ユーザーレビュー

  • 大学の先生と学ぶ はじめての歴史総合

    Posted by ブクログ

    とても勉強になる本。

    先ず、歴史総合の考え方だが、歴史は過去から現在へとすすんでいるので、その順序どおりに学ぶべきだという「通史主義」が重視されていない。現代社会における課題から因果を紐解いていくアプローチなのだ。

    高校生向けだが、歴史総合は2022年度の学習指導要領改正によって新設された科目のため、今の学生じゃないと通らなかった道。通史にも良さはあるが、課題からの逆引きのような学びの方が実用的だと思う。

    なんで韓国と日本の今の関係は微妙なのか。なぜ、中国は模範から軽蔑すべき対象へと変わってしまったんだろうか。ヒトラーによる独裁は、民主主義の結果として生まれたのだろうか。

    ー イギリス

    0
    2025年06月07日
  • 大学の先生と学ぶ はじめての歴史総合

    Posted by ブクログ

    面白い問いも複数載ってる。高校生はもちろん、先生方にもぜひ。
    科学的探求学習のようになっている部分も多々あり、授業のイメージも湧いてくる。
    もはや、検定通っていただいて、これを教科書として使いたいレベル。

    0
    2025年03月17日
  • 大学の先生と学ぶ はじめての歴史総合

    Posted by ブクログ

    ドイツでは国民としての意識が先にあり、その後、統一国家が成立した。イタリアでは先に統一国家ができたが、国民としての意識は希薄だった。p.77

    日米修好通商1858には、アヘンの日本への輸入は禁止と書いてある。約20年前にアヘン戦争1840があったから。p.101

    ドイツの失業率。世界恐慌直後の1929年に10%、1930年に15%、1931年に25%、1932年に30%。ナチ党は1928年に議席数12、1930年に107、1932年に230、1933年に288。ドイツ人は失業して生活が困窮する中、ナチ党の経済政策に期待した。p.213

    日本には独裁者が登場せず、軍部が力を握った。p.22

    0
    2024年03月06日
  • 大学の先生と学ぶ はじめての歴史総合

    Posted by ブクログ

    現役の高校生の副読本としてはよくできてると思う。
    でも、高校生相手でもタメ口口調にする必要はなかったと思う。

    0
    2024年02月11日

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