社長を親に持つ人の立場で、数字的なことではなく精神的な所でのアドバイスが凝縮された一冊。
従業員がいるような会社以外にも、家族経営の小さな家業を営んでいる方にも参考になると思う。
親子だからこそある課題や、どう会社を舵取りしていくかなど、考えさせられながら読み進めていたが、一番心に残った内容は「自分の人生とは何か?」という問が何度も出てきたこと。
親の為に、会社の為に、はたまた世間体が故に、家業を継いでいないか?それは自分のやりたい自分の人生なのか?今一度踏みとどまってしっかり考えるべきであると思った。