あらすじ
なぜ同族経営では親子の確執が起こるのか!?
当事者でさえ気づくことのできない問題の本質を解明し、対処法を伝える。
その処方箋は、後継者の「見えない敵」を明らかにし、会社も、人生も立て直す。
●後継者が悩む、5つの顔を持つ龍とは!?
その一「時の龍」~社会の変化と賞味期限切れのビジネス
その二「疎外の龍」~調和を乱す存在
その三「監視の龍」~常に見られている後継者
その四「執着の龍」~自分の生きがいを奪われまいとする親
その五「不動の龍」~自分の位置を変えまいとする姿勢
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
同じ立場の者として非常に共感できる者があった。
何回か読み返す必要がある。参考文献も本文中に出てきたものは読むつもりである。
読者が親からの承継者でなくても事業承継をするなら一読の価値ありと思う。
子の立場でなんとなく息詰まりを感じているなら、前半だけでも読んでみるべき。
Posted by ブクログ
社長を親に持つ人の立場で、数字的なことではなく精神的な所でのアドバイスが凝縮された一冊。
従業員がいるような会社以外にも、家族経営の小さな家業を営んでいる方にも参考になると思う。
親子だからこそある課題や、どう会社を舵取りしていくかなど、考えさせられながら読み進めていたが、一番心に残った内容は「自分の人生とは何か?」という問が何度も出てきたこと。
親の為に、会社の為に、はたまた世間体が故に、家業を継いでいないか?それは自分のやりたい自分の人生なのか?今一度踏みとどまってしっかり考えるべきであると思った。